
マブハ~イ!セブ嫌いのハタケヤマです。
セブ島は夜遊び目的で来る人も多く、KTVやビキニバーと言った遊びが中心ですが、「安上がり」と言う触れ込みで「クラブでナンパ」をおすすめしているサイトやブログ記事を見かけます。
実際にそれを参考にしてクラブへ来ている観光客はいますが、そんな事を考えている人が経験する可能性のある事なので要チェックですよ。
これはセブの夜遊びにまつわる怖い話で、幽霊とか怪物とかではなく、いわゆる「人コワ」な話です。
先に断っておきますが、下ネタに抵抗がある人は読まない方が良いです。
セブ島のクラブでナンパした女の子にまつわる怖い話

これは当時ルームメイトであったTが経験した話です。
Tはセブ島のコールセンターで1年働きセブの生活にも不自由なく馴染める
セブ島は南国リゾートで知られているので、セブ島で暮らしているとか言うと大体「いいなぁ…休日とか綺麗なビーチでのんびり過ごせて」とか、「マリンスポーツとかダイビング安いから楽しめるね」と、羨望の眼差しで見られます。
しかし、現実は発展途上国フィリピンの中のセブ島でインフラは整っていないし、教育もちゃんとしておらず、お世辞にも暮らしやすいとは言えない場所なんですよ。
当然、海は綺麗ですが最初の数回程度で1ヵ月もすれば特に何かするわけでもないので飽きますし、のんびりしているのはリゾートホテルだけで、それ以外は野良犬がウロウロしていたり、ゴミがその辺に捨てられていたりと、かなり汚いし臭いので、とてもじゃないですけど南国リゾートでのんびり過ごしている気分はありません。
また、ダイビングなどのマリンスポーツが安いとは言え、あくまで日本に比べてなので、セブで働いている人間の給料から考えれば充分高く、休みの度にやれるほど、ゆとりはないのが現実。
なので、最初はセブでのんびり南国気分を味わって生きていくのも悪くないとか考えて来た人も現実を知り半年ともたずに日本に帰るケースが多いんですよ。
でも、3割くらいの確率でセブの適当さや、ゆるさが肌にあい、生活環境にも順応できる人がいて、その人たちからすると「忙しない日本には、もう帰れない」と言うんですね。
そう、Tもまさに後者の3割に属する人間で、セブの生活にかなり順応しています。
バイクを買って自由に行動できるので仕事が終わった後は友人とバーで酒を飲んだり、食事をしてクラブに行く。
休日はカジノへ行って、クラブでナンパした子とデートするなど、酒にギャンブルに女と欲望のままに生きていけるセブでの生活が心地良かったんですね。
今でこそセブ島は留学先や安く行ける南国リゾートと言う印象が強いですが、ひと昔前は、おじさん達の楽園で、飛行機内はおじさん達しかいなかったくらいですから、今でも夜遊びは充実していて女の子目当てで旅行に来る人は多いです。
フィリピン人女性(フィリピーナ)はスペインの血が入っている為、目がパッチリしていて、鼻筋が通っている美人過ぎない可愛さがある顔で、日本人好みの子が多く、また日本人と言うだけでチヤホヤされて年齢や顔に関係なくモテる事からセブにハマる人もいますね。
Tは日本でも充分モテる容姿をしていて、いわゆるかなり爽やかな塩顔で、二重しかいないフィリピンにはいないタイプと言う事もあり、セブでめちゃくちゃモテるんですよ。
なので、夜遊びも観光客の行くキャバクラのようなKTVや風俗のようなビキニバーなどに行かずにクラブに行ってナンパをすればそれで女の子をゲットできるので安あがりでいいと、毎夜クラブにいっては女の子を捕まえていたんです。

とは言え、クラブにいる女の子と言うのは観光客目当ての売春婦が9.5割で普通の女の子と言うのはほとんどいません。
女の子から「一緒に飲まない?」と声を掛けられて一緒に踊り、腰を擦り付けられて、「なんだかイケそうな気がするぅ」と思って誘うと「いくら?」と金額の話をされるのがほぼほぼ。
で、女の子も男性を気に入っていれば金額は1,000ペソ(約2,000円前後)など破格の金額だったりします。
当然Tもそのような交渉をして一夜を楽しんでいました。
このクラブでナンパして女の子と過ごすと言うのは確かにKTVやビキニバーを利用するよりも安あがりなのは確かですが、当然リスクもあります。
美人局ですね。
有名な話では「間違いないっ!」でブレイクした芸人がフィリピンで美人局にあい何千万と脅し取られたと言うのがあります。
そこまでの金額になる事は稀でしょうが、厄介な事に警察官もグルになっている事が多く、お金を払うか刑務所に入れられるかの2択しかないんですよ。
刑務所に入れられても被害者の女の子と話が付かない限り
また、病気のリスクもあるので全くおすすめできない事なんですよ。
まぁTは観光客じゃないし自分の尻は自分でふけるので「まぁ気を付けてね~」くらいで話をしていました。
ある日、いつものようにクラブ遊びから帰って来たTに会うと、いつものように戦果を嬉々として話すのではなく、どこか沈んだ雰囲気で、そそくさとベッドに向かい床に就いたので、珍しいなぁとは思ったものの「まぁ疲れたんだろう」と、そこまで気にしなかったのですが、
3日経っても5日経っても同様の何か思い悩んだ感じで心ここにあらずと言う表情をしていたので、さすがに心配にはなりましたが、本人が話たければ話してくるだろうと様子を見るだけにしていたんです。
そして1週間が過ぎた時にTがおもむろに話をしだしたんです。
「最近、オレ元気なかったじゃん…実はクラブでナンパした子にやられてさ、落ち込んでたんだ。」
なんとなく想像はしていましたが、やはりクラブ絡みの問題だったかぁ…と内心で思いながらもそのまま話を聞いていました。
「いつものようにクラブに行ったら結構、早い段階で好みの子と目があって向こうから声をかけて来たから、コレはもらったな!って確信してたわけよ。」
「で、お酒飲んで、踊ってると結構カワイイくて興奮して来たから、サクッと「どう?」って誘ったら「1,000ペソでいいよ」って言うから喜んでモーテルに向かったわけさ。」
「最初はお互いにイチャイチャしてマッサージしたりして、盛り上がって来たからシャワーを浴びようと言ったら、別々でって言うんだんよ。まぁ割と経験上、一緒にシャワーを浴びる事が多いからなんか少し違和感を感じたんだけど、財布とか一緒に持って入れば大丈夫かって気にしなかったんだ。」
「で、先にシャワーを浴びて、出ると女の子がタオルにくるまって、「じゃ~私も浴びてくる」って入ってたんだけど、シャワールームの電気を消したんだよね。だから、なんか不思議だなぁとか思ってたんだけど、まぁそれ以上に興奮してたから一服して待ってたわけよ。」
「彼女もシャワー浴びてベッドに入ったら、彼女から攻めてくるから、まぁまず先行は譲ろうって受けてて、ある程度、終わったから今度はコッチの番だってやり返してたの。」

「上から順番になめ回して、さてメインディッシュを頂きますかと下に回り込んでシーツをめくったらゾウさんがこんにちはしたんだ…」
「それがショックで」
どうやらTはゲイを女の子と思ってモーテルに誘ってチョメチョメしていたようで、最後の最後まで気が付かなったようだ。
「今でも目をつぶるとシーツをめくった時のゾウさんが出てくるんだよ~」
なるほど、ゲイとは知らずにやる事をやってショックを受けているんだなぁと分かりました。
確かに、自分だったらと考えるとゾッとしますね。
まぁ話を聞いている人からすると、そんな実物のゾウさん見る前に気づけよ!って思う人もいるでしょうが、これまた珍しい話ではないんですよ。
見た目だけではとてもゲイとは分からないくらい綺麗なので、同じようにゲイを熱心に口説いている観光客は結構います。
Tもそんな人達を見ている分、まさか自分が当事者になるとは…っと言う感じだったんでしょうね。
まぁTに同情をしたモノの好奇心の方が上回っていた自分は「それで、結局どうしたの?」とその先が気になりました。
「いや、それでとりあえず、もう行くとこまで行って気持ちも盛り上がったから口でやってもらった。」
「まぁなんやかんや性別に関係なくいけるんだなぁって分かったよ。」
「それで1,000ペソ渡すとチップだなんだと言うから、ムカついてちょっと言い合いになったら、どっかに電話しだしたから、あわててモーテルから一人逃げて来たんだ。」
なかなか衝撃の体験を聞いて、クラブの怖さは美人局や病気だけじゃないんだなぁと、自分は絶対にゲイなんか引かないとタカをくくっている人もくれぐれもご用心を。
しかし、この話にはまだ続きがあるんです。
それから半年後にTは会社との契約が切れたらしく日本に帰国しました。
あの体験の後もクラブでの夜遊びは続けていたので、それが原因で帰国したわけではなく、どうやらカジノでお金を使いこんでしまった事が直接の原因のようで、日本に帰らざるを得ない状況だったようです。
ちなみに、Tがセブを離れてから2ヵ月後には行きつけのクラブは閉店してしまいました。
なので、Tを思い出す事も少なくなったのですが、お客さんに「クラブでナンパしようと思うけど、どうなの?」と聞かれた時に、Tのゲイを引いた話を思い出し、すべらない話のように披露していたので、今でも自分にとっては新鮮な記憶なままです。
Tが帰国してから2年が過ぎた時に「またセブに遊びに行くから会おうよ!」とTから連絡がありました。
Tは昔を懐かしみたいらしく、カジノはもちろん、当時よく行っていたレストランなどを巡りたいとの事で一緒に巡っていたのですが、思いがけずTにとっては苦い思い出のクラブ跡地を通り過ぎた際に「あぁ懐かしいなぁ…」と漏らしたので、自分は「今でもあの時のショックは残っているの?笑」っと、少しいたずらっぽく質問したんです。
「あぁ流石にあの時は凹んだねぇ…あれだけオレのテクを出したのに、ヤツのゾウさんは一切反応してなかったんだもん。」
まとめ
分かりましたか?
Tにとってショックだったのは「男を引いた事」ではなくて、「相手のゾウさんが反応していなかった事」がショックだったんですよ。
自分のテクニックに自信を持っていたTは、「なぜ反応していない?オレのテクニックは全然ダメなんじゃないのか??」と別の方向で落ち込んでいたんですね。
人それぞれの感性なので否定はしませんが、私にとっては「男を引いた事は大した問題じゃない」と言ったTに妙な怖さを感じました。笑
これが私の聞いたセブ島にまつわる本当にあった怖い話です。
セブ島で安全に楽しく夜遊びをする為に読んで欲しい記事
夜遊びをもっと合理的にかつカワイイ子と楽しむ上級者向けの方法で、フィリピンライブチャット エンジェルワールドを利用する方法があります。
なぜ合理的なのかはセブ島で好みのフィリピン人とデートする方法【上級者向け】にまとめているのでご覧ください。
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