マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。
「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!
現在、義理の兄の家で2階の1部屋を借りて居候させてもらってます。
義理の兄も姉も日本に一時帰国していて2人だけで大人しく過ごす日々が続いている中で突如として襲い掛かった発展途上国の洗礼。
床上浸水。
やっぱりセブはまだまだ発展途上国だなぁ
と痛感し、日曜日は水をかき出す作業で終了しました。
日本に居た頃は経験した事がなく、意外と戸惑いましたが、こう言った経験が人間的に成長させるのだろうと感じながら床上浸水に関して感じた事と調べた事をまとめておきます。
状況
先週の土曜日は夜中ずっと雨、雷がひどくなかなか寝付けませんでした。
セブで突発的な雷雨やゲリラ豪雨は珍しくないので何てことないのですが、夜通し降り続けると言うのは珍しく、その辺の不安からか、単純なうるささからかは分かりませんが。
結局、うつらうつらして6時頃に目が覚めてちょっと水でも飲むか。
と、1階に下りて感じる違和感。
床に足をつけてようやく気が付きました。
ビショビショじゃん!
土もひどい。
床から5cm、1階が全て浸水していました。
原因は裏の排水溝が溢れたからで、裏に洗濯機などがある中庭のように囲まれた場所があり、そこの排水溝から水が溢れてきて室内に浸水して玄関の方へ流れている状態です。
とりあえず水をかき出すしかないと思いひたすらかき出しました。
それでも終わる事のない浸水、午前中ずっとかき出しても変化なし、諦めて待機してある程度落ち着いた段階で再度、水をかき出し事なきを得ました。
床上浸水の対策
調べた事と実際に経験して感じ、対応した事をまとめると、床上浸水した場合の対策は大きく3つに分かれます。
1.安全の確保
避難するべきなのか、電化製品の確認などをして安全を確保します。
冷静に周りの状況を見る事
先ずは現状把握が一番大切。
雨はまだ降っているのか、浸水の原因はどこなのかをしっかり確認し、それから対応・判断していきます。
例えば、もし道路から浸水していた場合
水をかきだすなどの対策よりも、家具の被害を最小限にする事などを考えて行動します。
浸水状況を確認してあまり無理はしないで自身や家族の安全を考え、割り切って避難するなどの判断も必要になります。
電化製品の確認
浸水状況に応じてコンセントや電化製品の確認をしましょう。
浸水が浅い時には床上のコンセントなどは全て外すか床から距離を離し上の方に置きます。
浸水がひどい時には漏電の危険もありますので、コンセントの近くや電化製品の近くへ行く事は避けましょう。
2.浸水被害の軽減
土嚢の設置・水をかき出すなどして浸水を抑える事と家具の移動で浸水の被害を最小限に抑えます。
浸水を抑える事
まずはこれ以上の浸水を防ぐために浸水の原因となっているエリアを塞ぎます。
土嚢などでなくてもビニール袋やタオルなどを使用して簡易的に浸水を防ぎましょう。
もちろん状況によりますので、抑え込んでしまった事で水圧が高まり一気に流れ込んでくるなどの事も考えられますので、一概に浸水を防げは良いと言うものではありません。
あくまで状況を見て、浸水を防げる場合は防いで被害を軽減しましょう。
家具などの移動
床に接しているモノはテーブルの上や2階に持ち運ぶなどの対応をして完全に浸水する事を避けましょう。
特に電化製品から優先して移動していきます。
水を外へ出す
ある程度の浸水を止めたら溜まっている水を外に出しましょう。
こちらも状況によりますが、道路が浸水している場合でなければ外へだし、少しでも浸水がひどくなる事を減らします。
3.浸水後の処理
雨も止み、浸水の原因となっている部分も収まり、これ以上浸水してこない状況になったのを確認してから処理を開始します。
水を出す事
まずは室内に溜まった水を外に出します。細かい部分は雑巾などを使用して吸い出します。
汚れを取る事
雑巾で拭き掃除をします。後はひたすら拭き掃除と乾燥になります。
セブの床はタイルなので拭きとるだけで良いのですが、
日本の畳や木の床の場合はしっかりと乾燥させる事と消毒する事が大事。
ドライヤーや扇風機を使って乾燥させる事を最優先にふき取って消毒します。
家具なども同様で汚れを拭きっとった後は乾燥を重視して外に干すなどしましょう。
まとめ
今回は5cm程度の床上浸水でしたので大きな被害もなく、翌日筋肉痛に襲われたくらいで済んで何よりでした。
浸水は音もなく気が付いたらと言う感じで進んでいきますので、恐怖とガッカリ感が一気に襲ってきます。
しかし、
冷静に対応する事が一番大事ですので、仮にひどく浸水していたとしてもパニックにならず、現状を把握してどう対応すべきかを判断しましょう。
また、その為にも事前に対応を考えておく事も大事です。
防災や減災に備えたサイト防災ログなどを日ごろチェックしておくと万が一の時に正しい判断・行動ができますよ。
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