
こんにちは。パーソナルスペースは無限大、ハタケヤマです。
セブ旅行や留学に来る予定の男性に知っておいてもらいたい男女の距離感。
この写真を見てどう思いますか?

「まぁ席を分け合っているんでしょ?」
と終わらせる事もできますが、これがセブの男女の距離感です。
イマイチ良く分からないと思いますので状況から簡単に説明すると、
この2人は弊社のガイドで仕事仲間です。
先に男性が椅子に座っていて女性が後から来ました。
空いている席に座る事も出来ますし、広いスペースに椅子を持って行き座る事もできる状況の中で迷う事なく同じ椅子に座ると言う選択を女の子はしたのです。
室内がいっぱいで座る場所が無いとかならまだしも選択の余地はいくらでもある中でこの選択を迷う事なくすると言うのはパーソナルスペースの広い自分からすると
「なぜ???」
としか思えません。
特に深い意味は全くなく当たり前の事らしいのですが、もし自分だったら
「おいおい俺の事好きなの?」
と間違いなく勘違いするパターンです。
「いや、おまえだけじゃない?」
と突き放さないでくださいね。
質問を変えたらこの距離感から生まれる勘違いが分かります。
たとえば、
セブでカジノへ行ってあなたが席についてプレイしているとします。
そんな中で見知らぬ美女から声をかけられて席を半分、分けてと言われたらどうでしょうか?勘違いしませんか??
わざわざ座る必要のない状況でも席を分けてと言われかなり近い距離で隣に座ってこられたら意識してしまうのが男の性ではないでしょうか!
彼女は少し疲れて休みたいからか、立って見ているのに疲れたと言うだけでただただ他に行くのが面倒くさく感じたからとは決して思わないでしょう。
これがセブの男女の距離から生まれる勘違いです。
そんな勘違いから妙な期待をしてガッカリしない為にもセブでの男女の距離の近さとその背景を知っておきましょう!
環境が作る男女の距離の近さ
この勘違いしてしまう男女の距離の近さはセブの生活環境が背景にあります。
1.兄妹の多さ
とにかくフィリピンは兄妹が多い。
3人兄妹と言ったら少ないねぇと言われます。
最近の若者はそうでもないのですが、兄妹は5~8人は基本でそこにいとこやら親族やらが加わり小さな頃から男女で遊ぶ環境が当たり前です。
男女で遊ぶ時期が長く続くので自然と男女の距離が近くても気にならなくなるのでしょう。
2.交通環境
セブの乗り物は一般的にはジプニーやトライシクルです。

トライシクルはこの小さなサイドカーの中に最大4人乗り込みます。またバイクにはドライバー含め3人が乗りますのでかなりギュウギュウになる事が想像できます。
車の1シートと半分に2人乗るような感じです。

ジプニーはサイズにもよるのですが、かなり詰めて乗り込みます。
イメージとしてはお尻半分の席と言う感じほどギュウギュウになります。
この距離感とジプニーには独特のルールがあるので初めて乗る方は戸惑う事でしょう。
そして、バイクの3~5人乗りをすると言うのが基本の移動手段です。
こんな環境ですとパーソナルスペースなど言っていたらどこにも行けません。
なので、
小さい頃から自然とパーソナルスペースが狭くなるのです。
3.男性のちょっかい
フィリピンの男性は子供っぽい人が多い。
気になる女の子にわざと意地悪をする小学生のごとく、仕事中に男性が女性にちょっかいを出しています。
それも日本ならセクハラ一発アウトな感じで。
お互いの関係性は全く知らないですが、こんな光景はどこのお店でも見るので恐らくただの同僚であるにも関わらずそれがまかり通っています。
女性が認めているのかは分からないのですが、そこまで本気で嫌がっている様子も見受けられず、仕方ないわねぇ的な態度で流している感じです。
なので、
女性も男性との距離が近い事に特別何かを感じないのでしょう。
まとめ
セブの環境が作り出す男女の距離感はパーソナルスペースを重視する日本人からしたらかなり狭いですね。
そんな異なる環境のセブに日本人が飛び込めばその距離の近さに驚きと戸惑いそして勘違いが生まれてもなんら不思議はありません。
しかも、
女性は暑い国特有の露出の高い服装なので勘違いするなと言う方が難しいかもしれません。
実際に日本人男性はフィリピン人女性にモテると言われているようにものすごく好感を持たれているのも確かですが、それとこれとは別と言う事を覚えておかないと妙な勘違いをして勝手にガッカリする事になりますよ。
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