マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。
「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!
日本って厳しい国ですね。
フィリピン人の彼女を日本に連れて行くべく日本のVISAを申請していましたが、
結果は拒否。
切ない・・・
はい、このVISA取得関連に関しては、時系列で以下の3部構成でそれぞれ記事を書いてきたのですが、
今回の記事は「3」の一番重要な部分になります。
まぁ結果は残念な形になったので、結果の報告だけですとそれで終了ですが、それでは本当に役に立たないし、
何より、彼女を日本に連れて行く事ができないので、諦めず次回の申請に向けて、どうしたら審査をクリアできるのか、
今回の資料を振り返り、次回に向けての改善や対応策を推測していると、色々見えてきたのでその辺を紹介しますね!
原因
申請を済ませてから、1週間後、彼女から代理店からメッセージが来たと、転送されました。
内容は、
パスポートが戻ってきたので、取りに来てください。
結果はその際にお知らせします。
こちらのメールに返信しても回答はありません。
と言う感じで、
これを見た時に就活で経験した合否発表を思い出しましたね。
良い事であればサクッと伝えるが、悪い事となると遠回しで伝えると言う日本人の美徳なのか、気遣いと言うのか、その辺を感じ取り、
「これは残念な結果の可能性が高いかも・・・」
と嫌な予感がして、
当初は彼女一人でとりに行く予定でしたが、メンタルがそこまで強くないので残念な結果だった場合、耐えられない気がして、
ハタケヤマが代理で一人で取りに行く事にしました。
代理受取の場合は申請人の許可証とIDのコピー、そして代理人のIDを持って行けばOKで、万が一の事も考えて既に用意していたのでなんの問題もありません。
で、代理店へ行って受け取ると案の定、
「残念ながらVISAの取得はできませんでした。」
と言う事だけで、まぁ承知の方も多いかと思いますが、
「なぜ?」
と言う理由は開示されず、ただ結果を聞いてパスポートを受け取るだけでしたね。
予想はしていたものの、やはりショックだし、彼女にどう伝えよう・・・などかなり凹みました。
まぁその辺のハタケヤマの心情は置いておいて、笑
本題である
「なぜ、VISAの取得に失敗したのか?」
と言う点を、日本人と結婚して兄弟や知人のVISA取得をした経験を持つスタッフや姉、ウェブから情報を収集して、
今回の申請がなぜ拒否されたかを推測してみたんです!
そこから考えられる原因は以下の3つ。
- 提出書類に不備
- 関係証明が不十分
- 残高不足
具体的には以下より説明していきます。
推測
申請する際に引っかかってた事や調べて分かった事なども踏まえて、状況から推測してみました。
- 審査が7日間と通常より早かった事
- 追加書類を求められなかった事
審査は大使館が書類を受け取ってから7~14日前後で結果が分かると言うのが、一般的で、もちろん注釈として、早くも、もっと遅くもなると添えられています。
今回は大使館が書類を受け取ってからは実質5日間で審査をした事になり通常よりも早く終わっているんですねぇ。
「早い」と言う事は何かを調べる手間などなく、割と簡単にダメと言う事が分かったからとも考えられます。
例えば、
- 提出書類が不足している
- 書類に不備がある
と言う感じですね。
もし、
「関係証明が不十分」と言う理由であれば、追加の資料を要求して済む事なので、関係証明が不十分だったからと言うよりは、
そこに行きつく前に「不許可」と言う判断をしたと考える方が自然。
また、残高に関しても、多いに越した事はないでしょうが、
納税証明書などを用意していれば信用できる人間であると認識してもらえ、さして重要ではないと言う見解もあり、
あくまで色々な記事を読んでの感覚値ですが、
20万円の貯金額でも審査に通ったフィリピン人もいるみたいなので、滞在日数や状況にもよるが15日以下であれば何百万円もの貯金額を示す必要はなさそうなんです。
これらの事から原因として考えていた、「関係証明が不十分」「残高不足」は影響がなかったとは言いませんが、
それよりも、彼女の書類に何かしら不備や疑わしい点があったと考える方がしっくりきますね!
「提出書類が不足している」と言う点は大使館の要求している資料をチェックリストを見ながら代理店が調べているので、それもあり得ないと思っていたのですが、
フィリピン人スタッフから話を聞いた時に、
「あり得る!」
と感じました。
まず、スタッフから聞いた話は日本の大使館が見るポイントは、
日本に雲隠れしてしまう可能性の高さ
にあると推測しています。
確かに、そこが一番の問題で、日本で悪さする可能性もありますが、過去に雲隠れしたフィリピン人が大量にいるので、そこを重点的にチェックしていると考えるのは当然ですね!
そこで、彼女が過去に試した事は、
- セブに戻らないといけない理由を提示
- 疑わしい部分には全て証明書類を付加
と言う事です。
例えば、
自分でビジネスをしている人と無職の人を比べたら、自分でビジネスをしている人はセブに戻らないと困りますが、無職の人は日本にいた方が良いと考える可能性の方が高いですよね。
なので、
働いているのであれば、雇用証明書なども提出した方が少しでもプラスに働くと言う事です。
当然、自分でビジネスをしている人は有利ですね。
そして、「証明書類の付加」ですが、
ここが盲点でしたねぇ💦
提出書類は大使館が要望しているモノ以外でも提出していいんです!
頭が固いからか、要望しているモノ以外は受け付けないと思い込んでいたのですが、そうではなかったんですよ~
そりゃ~証明を確固たるモノにする裏付け書類であれば積極的に提出した方が良いに決まってますよね!笑
具体的に言うと、
「バースサーティフィケート」いわゆる出生届ですが、これは政府発行の物で当然、公式書類です。
なので、
用意するだけと考えていました。
まぁそりゃ~そうですよねぇ!
日本人からしたら
「出生届を提出してください。」
と言われたら、市役所なりにとりに行って終了と考えません!?
「これが違うんですよ~💦」
日本政府はそもそもフィリピンの用意する書類は全て疑っているんでしょうね!
政府の機関であっても適当な書類管理なので、公式の書類であっても信用力はゼロに等しいと言うのが現実。
まぁ住んでいれば分かる事で、これをスタッフに言われた時は妙に納得しました。笑
だから、
バースサーティフィケートだけではなく、これが間違いなく政府の発行した書類である事を証明する別の書類も用意すべきなんですよ!
それなら、
「初めから必要資料として記載しとけよっ!」
と、イラっともしましたが、
ここで何となく感じた事は、恐らく日本の大使館は、
あえて必要最小限の書類だけ記載して、「日本に来ても問題ないレベルの人」を選別しやすくしている気がします。
ある程度裕福な家庭やビジネスをしている人、大手企業に勤めているなどのバックボーンがあれば提出書類は要望しているものだけでも信用に事足りるが、
そうでない人が圧倒的に多く、その場合は公式書類であっても疑っていて、要望しているものだけでは不十分なんでしょうね~。
ただ、姉のケースは必要書類だけ用意して、関係証明書をびっちり作りこんで、彼女を日本に連れて行かないと本当に困ると言う熱意を伝える方向に振りきって、見事VISAを獲得しているので、笑
「これが間違いなくそうだっ!」
とは言い切れないですが、公式書類をアシストする証明書があって損する事はないです!
で、ここで話しているバース・サーティフィケートが偽物でない事を証明する書類が以下のオセンティフィケイティド・サーティフィケート。
日本人がチェックされていると言うのはもちろんあるが、そこは次のステップで、やはり最初にチェックされるのは、
フィリピン人の書類に不正がないかどうか。
日本とは違い、公の証明書すら疑わしい国であると言う部分を考慮に入れると、
「書類集めを行えばOK!」
と考えるのはとっても安易で、その書類に不備や怪しい点がないかを確認して、
少しでも不安な点がある場合は国からの証明書なり追加の説明文を付けるなりの対応が必要なんです。
他のウェブサイトなどでもこの手の記事は沢山あるが、
ほぼ、日本人側の「残高」「関係証明」にフォーカスが当たり、フィリピン人の書類はフィリピン人に任せて用意してもらうと言うライトな感じで書かれている事が多いので、
そこのチェックが不足している気がしますねぇ。
また、フィリピン人だけでVISA取得を試みているケースは失敗例も多く、彼女が調べて分かった事は、
- 一度で良いので別の海外に渡航してから申し込む方が良い
- 資料は全てA4でまとめる
- 預金通帳(フィリピン人)のコピーも提出する
などあり、フィリピン人側の対応策も収集しておくと良さそうですよ!
まとめ
後の祭りですけどね💦
まぁなんやかんや彼女の書類に問題があると言う感じの内容ですが、振り返ってみるとハタケヤマ自身に結構な穴があり、
- 関係証明書はA4用紙1枚に写真を4枚ほど添付して「何年からお付き合いスタート」と言う簡素な文章だけ。
- 招聘理由書は規定のフォームを活用して「結婚を前提にお付き合いをしている為、家族や友人に紹介する為」と言う薄い内容だけ。※後から知りましたが、別途用紙に200文字以上で理由を明確に記入しないといけないみたいですね・・・
と言う、彼女の書類に分かりやすく不備と言うより、ハタケヤマの用意した書類が分かりやすく足りてなく、追加要請をするレベル以前に呆れられた可能性が高いです。笑
ただ、人のせいにするわけではないのですが、
ここで感じた憤りは、
「なぜ代理店はこの辺の資料の指摘をしてくれなかったのか?」
と言う点で、多くの資料を見てきているのでそれらと比べ明らかに不足しているとか、必要書類の補足部分が足りていないなど上記の穴は気が付いて指摘できるはずなんですけどねぇ。
まぁ代理店に一度目を通してもらっているから大丈夫!と言う他人任せな部分も今回反省です。
代理店はあくまで書類を送るだけで、助けにはならないですよ!
そりゃ~拒否されて何度も申込してくれた方が金になるから自然かもしれませんねぇ。笑
と、嫌味だけではなく、現実的に、アドバイスした事でイチャモンをつけられてもたまらないので、何も言わない方が安全なんでしょう。
とどのつまり、自分で全てやるしかないんです!笑
だからこそ、
「もっと事前に調べて、色々取り組んでおけばなぁ・・・」
と言う後悔は強いです。
ただ、残念な結果になったからこそ調べたり、聞いたりと言う事をしたので、まぁ経験にはなったかなぁ!
簡単に考えすぎていたと言うのが一番の原因だと感じます。
次回はこの経験を踏まえて
- 関係証明書の作りこみ
- 招聘理由書の別途添付
- 雇用証明書の添付
- DFAの証明書(虚偽なしの証明)
- レイトレジストレーションの理由説明書作成
- 別の代理店に出して対応を比較する
と、書類は求められていなくても不安に感じる部分は、できる限りの補足資料を用意して望む予定です!
用意し過ぎて損はなし!
が、一番の教訓ですね。笑
フィリピン人を日本に連れて行こうと計画している方は
以下よりお気軽にご相談ください!
「おいおいっ!成功していない奴に何を?」
と言うのは当然なので、成功の報告ができるまではしばしお待ちを!笑
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