
マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。
セブ島は南国で海が綺麗でしかも発展途上国で物価が安いと認識している人は多いですね。
確かに空港に到着してタクシーに乗るとその金額の安さに驚きますからね。
しかし、その印象だけで突き進むのは危険ですよ。
セブ島ならではの金銭感覚を持っていないと想像以上に使っていて気が付いたらなかなかの出費になっている事があるんです。
では、セブの金銭感覚を持っていないと「なぜ意外と出費してしまうのか」その理由を紹介してセブ島での正しい金銭感覚を教えますね。
こちらを参考にお金を使い過ぎずにセブ島の物価の安さを堪能して頂ければ幸いです。
セブ島で金銭感覚を狂わす2つの罠


なぜ物価が安いのに想像以上に出費してしまうの?
と納得いかないかもしれません。
確かに事実として物価は日本よりも安いので予想以上に出費すると言う事に対して懐疑的になるのは当然ですね。
しかし、セブ島の金銭感覚を掴んでいないと「2つの罠」にまんまとやられてしまい、知らず知らずのうちに出費してしまいますよ~。
- 物価が安いと言う先入観
- ペソの半額マジック
この2つの罠を具体的に紹介します。
1.物価が安いと言う先入観
物価が安いと言う前情報があり旅行前から安いと思い込んでいる帰来があるのですが、それを確信に変えてしまうのがタクシーなんですねぇ。
多くの人がセブの空港についてホテルへ移動する手段としてタクシーを利用する事になるのですが、そこでその安さに驚き物価が安いと信じてしまうんですよ。
確かにタクシーは日本に比べると格段に安いです。
初乗りは40ペソ(約100円未満)で、日本なら3,000円前後する15km程の距離も250ペソ(約600円前後)で移動できますからね。
タクシーは日本の3分の1以下なんですよ。
Grab(グラブ)はダウンロードしましたか?
セブ島の移動はタクシーではなく、全てGrab(グラブ)を使用してください。
タクシーを使うとボッタくりやドライバーの横柄な態度に、せっかくの旅行が不快な気持ちになるだけなので。詳しくは「だからムカつくんだよ!セブのタクシーは。」をご覧ください。
日本の移動は電車が中心でタクシー移動は贅沢と言う感覚ですが、セブでは電車代と同じ金額で日本では贅沢(でもセブでは当たり前)なタクシーが利用できちゃうんです。
また、喉が渇いた、小腹が空いたとコンビニへ行き買物するとジュースは30ペソ前後(約70円前後)ビールはなんと40ペソ以下(約90円前後)でスナックは5~30ペソ(約10~70円前後)で購入できます。

やっぱり物価は安いじゃん!
確かにそうなんですがこの到着早々にお金を使うモノと言うのが日本に比べて特に安いと事が第一の罠ですね。笑
物価が安いのは間違いないのですが、とは言え全ての物価が安いわけではなくモノや場所によりけりですよ。
例えば、コンビニでスナックを買う場合、日本でもあるお菓子は日本とほぼ変わらない金額ですが量は半分と言う感じだったり、その辺の少しお洒落なカフェでコーヒーを飲んだら日本と変わらない金額だったりします。(「物価高くない?セブのカフェ」をご覧ください。)
つまり、意外と日本と変わらない金額の物があるのに物価が安いと言う先入観から金銭感覚がマヒしてしまうんですよ。
で、実際はそこまでお得じゃないものでも安いと勘違いして普通に買い物して後から予想以上に出費している事に気が付くんですねぇ。
2.ペソの半額マジック
そして、次の罠がフィリピンの貨幣「ペソ」が引き起こす半額マジック。
1ペソは約2円で推移しています。
なので、ペソの表記は日本円の半分の金額で表記されていますね。
例えば、先ほどの例で出たコーヒーですが「100ペソ」と言われても高く感じないのではないでしょうか?
最初は円に換算していくら位かと考えて過ごすのですが、1日も経てばそんな事考えずに財布からペソを自然に出しているでしょう。
どういう事かと言うと、100ペソがまるで100円であるかのように錯覚してくるんですね。
これこそが金銭感覚を狂わせるペソの半額マジック。
実際の出費は200円と倍以上するのにその半分くらいしか使っていないかのように感じて大して高いと思わなくなってしまうんです。
また、ペソは6種類の紙幣で最大紙幣が1,000ペソと言う点も巧妙。
日本で言えば10,000円と同じような価値があるのですが、桁が一つ違う為1,000円くらいの感覚でそこまでの価値を感じさせないんですね。

この事も合わさり金銭感覚はより鈍感になってしまい想像以上に高いものでもそこまで高く感じないで出費してしまうんですよ~。
現地の金銭感覚とは

そんな2つの罠にハマると安いと思い込んで次々と買い物したり浪費したりして想像以上の出費をする事になるんですね。
さて、ではこの2つの罠にハマらずに無駄な出費を防ぐ為にはどうしたら良いかと言うと「現地の金銭感覚を持つ事」が大事なんです。
現地の金銭感覚は以下の3つだけ知っていれば大丈夫。
- 1,000ペソが最大紙幣である事
- 給料は日本の10分の1以下
- リゾートホテルは金持ちが泊まる場所
それぞれ詳しく説明しますね。
1.1,000ペソが最大紙幣である事
2010年に来た時に1,000ペソは大金でその紙幣を見る事がない人が多いから使う時はくれぐれも気を付けてと言わたのを今でも覚えています。
今はそこまででは無いにしても1,000ペソが最大紙幣である事は変わりません。
ペソの半額マジックでも触れていますが日本人からすると感覚的に最大紙幣と言うよりも1,000円であるかのように感じてしまいますが、フィリピン人の金銭感覚からすると10,000円の価値があると認識してください。
2.給料は日本の10分の1以下
日本の中間層はフィリピンではお金持ちに分類されます。
これはフィリピンの平均的な月収を考えればすぐに理解できますよ。
法律で定められている最低賃金は(2019年時点)約400ペソ(約820円前後)。
ちなみにセブ島の現実で言うと最低賃金を払っているところは少なく250~350ペソと言うのが大体です。
週休1日なので26日働いても10,400ペソ(約2,1万円前後)と日本の月収平均の10分の1以下。

仮にフィリピンで年収400万円だとしたら、日本で年収4,000万円の人と同じ水準の生活ができると言う感覚ですね。
つまり、フィリピン人からしたらセブ島にいる日本人は皆、年収4,000万円以上と言う感覚なんですよ。
3.リゾートホテルは金持ちが泊まる場所
観光なのでリゾートホテルに泊まる人がほとんどですが、フィリピン人がセブ旅行で泊まるのはビジネスホテルがほとんど。
リゾートホテルに泊まるフィリピン人は一部の金持ちだけなんですよ。
そしてフィリピン人の金持ちは桁違いに金持ちで普通に年収が数億とかになります。
で、フィリピン人になったつもりで考えてみてくださいね。
そんな超お金持ちの宿泊するホテルに泊まっている日本人ってどうなの?
当然ですが「リゾートホテルに宿泊できる=お金持ち」ですよね。
まとめ
一番分かりやすいのは現地の平均月収約2.1万円を覚えておく事です。
これを考えれば日本人の金銭感覚がいかに浮世離れしているか分かりますね。
「物価は安いと言う先入観」「ペソの半額マジック」からついつい財布の紐が緩みがちですが、何か購入する際は一度現地の金銭感覚を考えてみてください。
ちょっと立ち止まって考える事で無駄な出費を防ぐ事ができますよ。
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