
こんにちは!勘違いしていました。ハタケヤマです。

コンビニの前とかに普通にライフルを持った警官が立っていたんだけど、そんなに治安が悪いって事なんですか?
セブ旅行していると多くの人が驚く事の一つとしてライフルや銃を持った警官がホテルの前はもちろんスーパーやモール、コンビニの前にもいる事があります。
事前に調べてセブ島は治安が悪いとか銃社会と言う情報を知っている人もいるので、コレを見るとメチャクチャ危険なんだと不安になってしまいますよね。
ハタケヤマもセブ島に来た時に真っ先に感じた事です。
しかし、そいつらは警察官ではないんですよ~ただの警備員だったんですよ!

警官だろうが警備員だろうが銃を持っている人がいる事にかわりはないから治安が悪いと言う事は同じでしょ。

確かに日本に比べて治安は良くないでしょうが「スリや盗みが多い」と言うだけで想像しているような銃撃戦が起こるような危険はないのでご安心ください。
この記事で伝えたい事は治安についてではなく、観光客が警備員と警官を勘違いしている事で損をする可能性がある事を紹介します。
こちらの記事を参考にセブ旅行をストレスやトラブルなく楽しんで頂ければ幸いです。
セブ島のガードマンを信用すると損をする

そもそもなぜ観光客はセブでガードマンとポリスマンを混同してしまうのかと言うと、セブ島のガードマンは日本の警察に近いユニフォームを着用し銃の所持が認められているからです。
なので、観光客からすると「ポリスマンが多いなぁ…」と感じてしまうのも無理はありません。
しかし、この勘違いをしている事で「ガードマン=ポリスマン=信用できる人」と勝手に思い込んで、彼らを疑いなく信じてしまう傾向にあります。
心理学的に制服効果と言うのがあって人は「制服→警官→信用できる」みたいな流れが瞬時に出来上がって疑う事をしないんですよね。
このようにガードマンをポリスマンと勘違いして信用してしまうと知らず知らずのうちにガードマンに余分にお金を抜かれてしまう事になるんですよ。
具体例を紹介すると、リゾートエリアで両替をしたいけど「リョウガエアルヨ」とかカタコトで話しかけてくる奴らは信用できませんよね。
そうするとホテル近くやその辺に立っているガードマン(ポリスマンと勘違いしている)に聞いてみよう!ってなります。
で、場所を教えてくれたりなんならその両替所まで付いてきてくれると言う親切な対応をしてくれて感動するみたいなケースもあったんですけど、間違いですよ。
要するに、お客さんを連れて行く事で両替所からガードマンに紹介料が払われるからです。
そして、その紹介料と言うのは元の金額に追加される、つまり両替した観光客の負担になるので両替レートが悪くなってるんですよね。
このケースはJパークホテル前のエリアで実際にあった事です。と言うか恐らくJパークホテル前でしか起こらない事かと思うのでそこまで気を付ける事ではないのですが。笑
ここで重要な事は「ガードマンだから信用しない」ではなく安易に信用しないでくださいと言う事です。
気の良い本当に親切なフィリピン人もいるのですが、そうでない割合の方が多く安易に信用してトラブルに巻き込まれたりボッタくられたりするケースが多いので、ガードマンだからとか陽気に話しかけて親切にしてくれるからとか言う理由で信用してはいけないと言う事が一番伝えたい事ですね。
日本であれば陽気に話しかけてくるヤツなど怪しさしかないと考えてメチャクチャ警戒しますよね?それと同じでセブでも同じくらいの警戒心を持ってください!
セブ島の警察官と警備員の違い

では、具体的にガードマンとポリスマンの写真を紹介しながらそれぞれの特長などを紹介しますね。
ガードマン


写真を見て勘違いするのも納得と思いませんか?
既にネタバラししているので彼をポリスマンと思う人はまずいないでしょうが、日本人の思うガードマンとは全く違いますよね。
制服の感じが特に日本の警察官っぽいですし何より拳銃を所持している点を考えると初見でガードマンと判断するのは中々難しいはずです。
彼らはショッピングモールやお店あるいはホテルにいる事が多く、拳銃の所持を許可されている各お店に雇われているガードマン。なんならセブンイレブンにもいます。
名前の通りお店をガードする役割があるのですが、そのほとんどがポンコツでショッピングセンターやホテルではボディーチェックなどそれらしい事もしていますが、パフォーマンスだけで金属探知機が鳴りまくっていても関係なく入れるので全く機能していません。
なので、基本的にはドアボーイかコンビニであれば雑用の手伝い的な扱いですよ。
ハタケヤマが感じる彼らの特長としては
- 誰でもできる職業
- お客さんに対して横柄
と言う点があります。
まず、誰でもできる職業と言う点では前科1犯の人間でもガードマンになっていると言う事実があります。
雇っているヤツのセンスを疑いますが、ガードマンは犯罪を抑止する立場の人間なので信用が一番大事なはずなのに実際にJパーク近くのスーパーでは前科者がガードマンをやっていましたね。
それくらい誰でもなれる職業ですし、犯罪が毎日のように起こっているわけでもなく実際は1日立っているだけの仕事なので「いないよりかはいた方が良い」くらいの感覚で雇っている感じがします。
人件費が安いセブならではの感覚ですね。
そして、お客さんに対して横柄と言う点ですがこれはガードマンだけに限らずセブで働いている店員すべてに言えます。

日本の「お客様は神様」と言う思想はゼロで「オーナーやマネージャーが神様でお客さんは自分より下」と言う感覚なんですよ。
結局、働いている人間からすると買い物に来ているお客さんから給料をもらっているわけではないので自分には関係ないと言うアホな感覚なんですよ。
ガードマンもそれと同じ感覚で「ココは雇い主に任されているオレのテリトリーだ」的な感じで偉そうに適当なボディーチェックしてショッピングモールの入口付近で渋滞を作っていますね。
ポリスマン


観光客がポリスマンを見かける機会はほぼ無いでしょうね。
なぜなら、彼らは仕事をせずにクーラーの効いたオフィスで1日中携帯をいじってゲームをしているから。
この記事の本筋に関わりますが、そもそもセブにおいて「ポリスマン=信用できる人」と言う事自体が間違いで一般庶民の間ではポリスマンと政治家が一番悪いとすら言われていますからね。
結局、公務員なので「何もしなくてもお金が入るから何もしない」と言うスタンスなんですよ。
なので、仕事をしたくない奴らなので全く頼りになりません。
交通課の人

ついでに説明しますが、写真の彼らはいわゆる市役所の交通課の人間ですね。
彼らも観光客が直接関わる事はまず無いのですが、ポリスマンと似て非なる者なのでついで説明します。
日本では交通の取り締まりも警察の仕事なので紛らわしいですが、セブでは警察ではなく市役所の交通課の人が行っていて、在住の人はポリスマンと勘違いしがち。
こいつ等も質が悪く自分の小銭を稼ぎたいから在住の外国人などを適当な理由で捕まえてイチャモンつけてはお金を要求し自分の懐にいれています。
何もしていないのに車を停められて因縁をつけられてお金を要求されるとか、100%相手が悪い事故なのにフィリピン人の肩を持って正当な処理をしないなどは在住者のあるある話ですよ。
まとめ
セブでガードマンを警察官と勘違いしてしまうと2つの点で損をします。
- 治安に対して必要以上に不安を感じて楽しめなくなる事
- 両替の時に騙されてレートが悪くなってしまう事
「1」に関してはハタケヤマの主観ですが、 セブの治安は想像しているよりも安全でスリに気をつければ命の危険に関わるような犯罪に巻き込まれる事はほとんどありません。
なので安心して頂いて大丈夫ですよ。
「2」に関してはかなり限定的な話なのでほとんどの人には影響ないのですが、それでも教訓として「フィリピン人を信用するな」と言う意味では全ての人に当てはまりますね。
こちらを参考にセブ旅行を楽しんでください!
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現地在住の日本人が親切にお答えいたします。
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