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セブ島で英語留学する楽しさと難しさ

セブ島の語学留学サムネイル画像

マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。

「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!

突然ですが、

chicken karaage sriracha mayonnaise

何か分かりますか?

これはセブの有名なレストラン「The Pig & Palm」のメニューです。

日本に居る方は問題なく読めて、セブに居る方は読むのに苦労するかもしれません。

セブ島は観光で来る方が圧倒的に多いのですが、今一番伸びているのは語学留学です。

2001年はフィリピンへの留学生は全体の0.1%程度でしたが2015年は7.0%と爆発的に伸びています。

私自身も最初の半年間は家庭教師を雇いマンツーマンで週5日5時間英語勉強をしていました。

そんな自分が感じたセブ島での英語勉強の難しさと楽しさをご紹介致します。

フィリピンの英語環境

まず確認しておきたい事はフィリピンの英語環境です。安く英語留学できるイメージが先行してしまっている為か勘違いされている方もいますが、

フィリピンの母国語は英語ではなくタガログ語です。

しかし、

英語が公用語になっている為、TVやニュース、学校の授業などは英語で行われています。

なので、

多くのフィリピン人は英語をしゃべる事ができます。

ここで気をつけなくてはいけない事が2つあります。

1.英語は母国語ではないと言う事

これは全ての人が英語をしゃべれるわけではないと言う事です。

一部の英語を勉強した人がしゃべれるので、特にお年寄りや貧しい地区の人に英語は通用しません

あくまで、彼らも勉強してしゃべれるようになっていて、日本人と同じ環境で英語を身に着けたと言う事です。

2.英語がしゃべれるのとできるのは違うと言う事

ここが一番注意しなくてはいけないポイントです。

フィリピン人の多くは英語を使ってコミュニケーションが取れるだけです。

「コミュニケーションが取れる=英語ができる」と言うことでは決してありません。

例えば、

私は一番最初のオリエンテーションで現地の先生に言われたのは、

「十分英語しゃべれているじゃない!なぜ勉強するの?」

でした。

私はトイック400点台(平均以下くらい)で一般的には英語ができない分類です。

しかし、

行動やシチュエーション、わずかな知っている単語から何を言っているかは推測できますし、それに対して答える事は文法が間違っていても単語の羅列で対応できます。

つまり、

英語ができなくても、コミュニケーションは取れてしまうのです。

フィリピン人も同じです。

多くのフィリピン人がやっている典型的な間違いは三人称単数の使い方です。

She have a brotherなどのようにhasにするべき文章もhaveを使って話しています。

フィリピン人はこのような方が多く、英語を使ってコミュニケーションは取れるが必ずしも正しい英語を話しているわけではないのです。

セブ島で英語を学ぶ事の難しさ

さて、冒頭の

「chicken karaage sriracha mayonnaise」

ですが、私はメニューを見た際に、チキンとマヨネーズは理解できたのですが、残り二つが理解できませんでした。

「カレジ?カレエイジ?」「スリアチャ??」

まず、

「sriracha」は「シラチャ」と言うソースの種類です。

固有名詞なので知っていないと理解できないものです。

このようなものは日本でもあるので発音だけ難しいと言うものです。

「karaage」は「カラアゲ」と言う日本の食べ物です。

日本語なので日本人でないと理解できないものです。

「ん?バカなんじゃないの?」

と感じるかもしれませんが、

ここにセブ島で英語を学ぶ事の難しさが集約されています。

完全な英語脳になる環境ではない事

セブ島は英語だけでなく色々な言語が混ざってコミュニケーションをとる国なのです。

セブ島は韓国、中国、日本、スペイン、アメリカなど多くの文化が入ってきている為、様々な言語が入り乱れています。

英語を話しているかと思えば一部の単語だけ韓国語であったり、急に知っているカタコトの日本語で話かけてきたりします。

このように英語を学びに来て、全て英語の環境だと思い込んでしまうと、英語の中に韓国語や日本語、スペイン語、タガログ語が混ざると理解できなくなります。

つまり、

英語だけの環境で自然と英語脳になるアメリカやカナダ、ロンドンなどとは違うと言う事です。

雰囲気で判断するフィリピン人

私もそうなのですが、

コミュニケーションはその場の状況や相手の表情から何を求めているのか推測できて、多少の単語を知っていれば成り立ちます。

フィリピン人はこの傾向が強く、実際は何を言っているか分かっていないのに推測して動いてしまいますが、それでも意思の疎通が出来てしまい、話している方は自分は英語が話せるようになっていると感じてしまうのです。

よく聞く、フィリピン留学したのにアメリカでは全く英語が通じなかった。

と言うのは、この勘違いから起こってしまいます。

セブ島で英語を学ぶ事の楽しさ

セブで英語を学ぶ楽しさは誰もが優しくて英語でのコミュニケーションが楽しくなる事です。

以前カナダに1年留学していた友人から、

英語ができないと誰も相手にしてくれなくて孤独だよ

と言う嘆きをよく聞きました。

全てがそうではないのでしょうが、

先進国でありがちなのは英語が通じないと相手はそうそうに会話する事を諦めてしまいます。

それに比べれば、

セブの人々は温かく英語ができなくとも何とか相手を理解しようと一生懸命コミュニケーションをとってくれます。

この違いは大きく、たとえカタコトでも英語を使って会話が成り立つと英語がとても楽しく向上心がわきますし、間違えたらと言う恐怖心がなくなり英語を話す事を好きになっていきます。

そうすると積極的に勉強しだしてドンドン英語が上達していきます。

まとめ

自分が感じたのはセブで正しい英語を身につけるのであればしっかりとした学校を選び、自分自身もテキストを持参して集中的に勉強する強い意志が無いと難しいと言う事、

しかし、

セブの人とのコミュニケーションを通じて英語を好きになり積極的に話すようになり、もっと話せるようになりたいと思える楽しさがあります。

なので、

セブ留学を検討している方は自分の状況と目標を確認した上でフィリピンの環境と照らし合わせる事が大事です。

正しい英語を身につけたいと言う方やビジネスで使えるしっかりとした英語を身につけたいと言う方は慎重に検討した方が良いです。

まずは英語に慣れたい、英語でコミュニケーションをとれるようになりたいと言う方は迷わずセブ留学した方が良いです。

このように、ただ金額が安いからと言ってセブ留学をするのではなく、自分の目的に合わせてしっかりと検討しないとかえって高くついてしまいます。

是非、自分の目的に合わせて最適な留学先を選択してください!

投げ銭の金額に応じて以下の対応を致します。

  • 3,000円:セブ島への旅行や夜遊びの相談
  • 5,000円:プランの作成(要望を聞いた上で2案)
  • 10,000円:現地での手配や予約

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