「男性の為」の一大イベント、ヴァレンタインデーもセブでは「女性の為」のイベントになっています。
セブのヴァレンタインデーは「男性が好きな女性にアプローチをする日」です。
こんなTシャツを着てアピールするのか分からないですが、プレゼントをしたり、自分が好きな事を皆の前でアピールしてどれだけ愛しているかを示すみたいです。
ロマンチシストなフィリピーノ
フィリピン人の知り合いから話を聞く限り、
セブ女性からしたら、
「どこまで自分を愛してくれているか」=「どこまで自分に尽くしてくれるか」
のような感覚らしく、愛情を形あるいは行動で思いっきり示さないと認めないみたいです。
なので、デートの際には花束を用意したり、皆の前で告白したりする方がポイントが高いみたいです。
確かにフィリピン人のフェイスブックの使用率と更新率(特に彼女や彼氏との写真)は高い気がします。
知り合いのフェイスブックは
「毎日一緒にいるのか?」と思う程頻繁に彼氏との写真がアップされていますし、
誕生日や記念日の際にアップされる写真は「何のパーティー?」と思う雰囲気があります。
女の子は彼氏から「こんなに愛されている」事を皆にアピールしたいらしいです。
もちろん個人差はありますが。
そんなフィリピーナの心を掴むにはフィリピーノは情熱的でロマンチシストにならざるを得ないのかもしれません。
フィリピン人の男性はとにかくロマンチシストです。
誕生日は当然、付き合った記念日の一か月毎にプレゼントを用意し部屋をバルーンで演出したりしてお祝いをするし、好きな子へのアプローチは花束を用意したり、彼女に歌を歌ったりする。
昔のプロポーズの慣習として、恋人の実家に行き彼女の家の前で歌を歌うOKであれば家にあげてもらえるというものがあったみたいです。
そして、日本では精神的、経済的な理由から自ら命を絶つ方が多いですが、フィリピンの自殺で一番多い理由は「女性にフラれたから」みたいで、まさに人生のすべてを女性にかけている感じがします。
飽きるのも早いフィリピーノ
ここまでならフィリピーノはなんとも魅力的に感じますが、実は飽きるのも早いです。
女性を振り向かせる為にトコトン尽くし、振り向いてからも彼女の為に尽くします。
そんな行動を見て女性は段々と彼に惹かれていき、最終的には彼女の方も夢中になる。
しかし、彼女が夢中になった頃に、男性は飽きていて次の女性を見つけているみたいです。女性がフラれる、別れるのはほぼ浮気が原因みたいです。
また、日本とは違い子供の養育義務が男性にはなく、子供ができたと分かった瞬間に逃げてしまう男性が多い事がシングルマザーが多い理由の一つみたいです。
まとめ
個人差はあるので一概に全てがそうとは言えないのですが、多くのフィリピン人男性がロマンチシストで、それを受ける女性も満更ではないと言う国フィリピン。
セブのヴァレンタインデーは義理チョコ・友チョコをあげるなどと言うぬるい文化ではなく、いかに好きな人を振り向かせるか本気でぶつかるイベントなんだと感じました。男が。
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