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本当に安全と言えるのか?在住者が感じるセブの治安。

セブ島の治安は大丈夫サムネイル画像

マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。

「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!

思っていた程、危険じゃないじゃん。

って思っている方もいますよね?確かに、旅行前に治安に関して調べたり、旅行代理店からの注意喚起を見ていると、かなり危険な場所と思い、気を引き締めて来ますが、肩を透かされるように何事もなく陽気で気のいいフィリピン人達に歓迎されて、ほとんどの方が「な~んだぁ全然平和じゃん!」となりますね。

実際に感じるのは想像以上に何事もなく平和です。

まぁハタケヤマはガイドの立場だからこのようにポジティブに伝えていると感じる方もいるかもしれませんが、ひいき目無しで8年間住んでいて感じた事なんですよ。

しかし、ここ最近(2019年10月)は本当に安全だとは思えなくなってきているんです。

この記事はセブ旅行を考えている人には旅行を思いとどまらせてしまう可能性すらありますが、セブ旅行を「安全」に楽しんで頂く為にも、セブで起こった事件や身の回りに起こった事を踏まえて率直な感想をまとめているので参考にしてみてください。

2019年10月以前に感じていたセブの治安

スリ

2019年の10月以前は「セブに関する治安」の情報や旅行代理店の出す注意喚起に対して、素直に「大げさだなぁ」と思っていました。

そんな言い方していたらどこも歩けないし、ハリウッド映画の世界じゃないんだから大丈夫だよ。

と言うのが個人の感想ですが、ガイドの立場から考えると、旅行会社やWebサイトの注意が過剰だとは思いません。むしろ賛成と言うか、それくらい用心した方が良いので実際にはハタケヤマもお客さんにそのように大げさに伝えます。

と言うのも、セブの危険と言うのは命に関わるような危険ではなくて、お金や携帯を盗まれてしまうと言う危険であって、観光地特有の「スリが多いですよ~」の意味なんですね。

なので、油断しているとターゲットにされて盗まれてしまうので、華美な恰好はせずに現金も多く持ち歩かず、身に着けられるポシェットのような物をたすき掛けしにして前持ちで行動してくださいと口酸っぱく言うんですよ。

命に関わる危険はないですが、スリが多いので気を付けてください。

お客さんから治安について聞かれる際はこの一言に集約されます。

日本でも同じですが、場所によるんです。危険な場所は日本でも危険ですよね?そう言う事で、必要以上に怖がり不安に感じる必要はないですが、ちゃんと情報を持って日本とは違うと言う意識で行動していれば安全に楽しめますよ!

と言う内容が今まで伝えていた「セブの治安」です。「その常識通じませんよ!セブ旅行の準備で知っておくべき事

2019年10月以降感じるセブの治安の悪さ

強盗が銃を突きつけるイメージ画像

上で紹介した通り、セブの治安はスリが多いから貴重品の管理をしっかりして、油断しないでくださいね。と言うものでしたが、今は「危ないので自分達だけで夜の街歩きなどは控えてください」に変わりました。

その一番大きな原因は、ハタケヤマの目の前で殺人が起こったからですね。

正直それまでも、ニュースを見ていると誰かしらが銃で撃たれていると言うのは珍しくないですし、まぁ麻薬戦争と大々的に宣誓していた事もあり、麻薬常習者が秘密警察に殺されているんだなぁ程度でかなり他人事でした。

都市伝説のようですが、 セブの殺人で銃殺されている場合は、この可能性が高く政府に雇われたヒットマンが麻薬常習者を掃除していると言うのが広く語られているんですよ~

それもあって、大して気にしていなかったのですが、実際に自分が目の前でその瞬間を見てしまうと客席でのんきに見ていた映画が、自分が登場人物になったかのような現実感があり、怖くなりました。

また、ハタケヤマが目撃したのは定説として語られている悪(麻薬常習者)を排除する為の正義(秘密警察)の制裁と言う感じではなく、バイクに乗った2人組がヘルメットもかぶらず交差点で待機していた親子3人の両親だけを撃って、怒鳴るように何か罵声を浴びせてバイクで逃げて行ったんです。

ニュースなどでは強盗と言う事でしたが、見た限りでは荷物を奪っている素振りはなかったので、動機は「恨み」だと思います。

そんな、なんとも気分の悪い光景を見てから3か月も経たない内に、別で撃たれた人が道路で横たわっているのを目撃して、銃で人が死ぬと言う事が身近にあるんだと恐怖感が強まりました。

このような殺人は麻薬が関わっていたり、恨みが関係していて、お金目的で人殺しは少ないと言われているのですが、ニュースを見ていると、バイクタクシーでお客さんの取り合いになり、お客さんを取られた方が怒り、銃を取り出して撃って殺したと言う事件はちょいちょい聞くのでなんだか違和感を感じるんですよ。

どう言う事かと言うと、日本人からすると人を殺す程の恨みと言うのは何百万円とか大きな金額が関わっていたり、長年相当な屈辱を味わわされない限り、そんな凶行に至らないですが、バイクタクシーの件はお客さん取られたと言ってもたかが100ペソ(約220円前後)の話ですからね。

恨みと言うのが日本人のイメージしているそれとは違い、かなり浅く、お金が入らないと言う事と自分の思い通りにならなかったから殺したと言う、超短絡的な殺人で、一番のポイントはお金だから、麻薬や恨みでフィリピン人同士が殺し合っていると言う安易な考え方はしっくりこないんですよ。

それもあって、観光客の方にバイクタクシーの利用は一切おすすめしていないんです。リゾートホテルの前にいたりして、利用したがる方もいますが、100ペソに怒って人を殺すような人間がやっていますからね。

なんでそんな短絡的に人を殺せるのか、ハタケヤマが感じた事ですが、セブでは日本と違い、「死」と言うのが割と身近に感じるんですよ。

常に命を狙われるとかそう言う意味じゃなくて。野犬が多く、ひかれている事は珍しくないですし、農家に限らず豚や鶏を捌く現場を目にする機会はありふれていて、昆虫などを殺すのとは違い、ほ乳類の死に触れているので、人を殺すと言うハードルが感覚的に日本人よりも低いと言う意味です。

とは言え、今まで観光客が襲われたと言う事はまずなく、大概スリにあったと言う事だけだったので、まぁフィリピン人の中でのゴタゴタで観光客や外国人に関わる事はないと感じます。

また、フィリピン人の性格からすると基本的にチキン(ビビリ)が多いので、観光客が狙われるとしたら、やっぱりスリのようにバレないで行える犯罪がほとんどでしょうね。

しかし、2019年10月19日に起こった事件でそんなまぁ大丈夫だろうと言う感覚は吹き飛ばされました。

CDNのニュース画像

Jセンターモールと言う 東横イン 併設のショッピングモール内で起きた武装した7人組による両替所、宝石店の襲撃事件。

お土産を買いに来るショッピングモールではないですが、東横インには多くの観光客がいますし、イミグレーションセンターや語学学校もあり外国人も沢山いるようなモールで観光客に無縁の場所ではないですね。

撃たれて死者も出ているようで、現場は騒然としたみたいですが、強盗はお金や宝石を盗んで逃げたそうです。

2日後に逮捕されたのでまぁ良かったのですが。

この事件はかなり衝撃的で観光客も巻き込まれる可能性はあるし、そのような凶行がいつ観光客に向くか分からないわけで。

なんとも言えない嫌な気持ちと不安を感じます。

警官じゃないですよ!信用ならんセブの警備員」 でガードマンのポンコツぶりを紹介していますが、まぁ役立たずだと言う事が証明されました。

まとめ

この記事を読んでセブに行くのが怖くなってしまった方もいるかもしれませんが、 日本でも「あおり運転」「やくざの抗争」と安全とは言いきれなくなっているので、セブだろうが日本だろうが関係なく、事件に巻き込まれない運が必要と言う事しか言えないですね。

ただ、セブに関して言えば、日本人とは違う感覚、文化で生きている点は重々理解しておかないといけませんね。

金銭感覚が最たる例かもしれませんが、日本人とフィリピン人ではギャップがありすぎて、日本人はたかがと思っているような金額もフィリピン人には大金です。

知っておくべきセブ島での金銭感覚【事前準備】
旅行前にセブ島の物価について正しく理解しておきたい人はいませんか?この記事ではセブ島の物価が安いと言うイメージだけだと想像以上に出費してしまう罠がある事を踏まえて現地の正しい金銭感覚を解説しています。こちらを参考に現地の金銭感覚を理解して頂ければ幸いです。

そんな大きなギャップがあるのにそこを考えずに日本にいる感覚で過ごしていると危険な事に巻き込まれる可能性が上がるんですね。

治安は旅行業にとって生命線なのでこの情報を流すデメリットはハタケヤマにとって大きすぎるのですが、セブ旅行をする上で「日本とは違う」としっかり認識して行動して頂ければ、安全に楽しく過ごせると感じて記事にしました。

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セブ島のように発展途上国は全て自己責任なので必ず、万が一に備えて海外旅行保険のAIG に加入する事をおすすめします。

投げ銭の金額に応じて以下の対応を致します。

  • 3,000円:セブ島への旅行や夜遊びの相談
  • 5,000円:プランの作成(要望を聞いた上で2案)
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