セブ島のモーベンピックホテルの宿泊体験レビュー【感想と評価】

マブハ～イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。

写真だけで判断したらまず間違いなくこのホテルを選ぶでしょうね。

それくらい写真映えするお洒落な要素が多いのがモーベンピックホテル。

日本人に特にカップルに人気で宿泊客が増えています。

なぜカップルに人気かと言うと雰囲気がお洒落だから。

この記事ではハタケヤマが宿泊した際に感じた良い点と悪い点をまとめて結論としては「宿泊するのはもったいない」と言う事を主張しています。

モーベンピックホテルに宿泊しようと考えている人はこちらを読んで再考してみてください。

前置き

「ハタケヤマ1人の感想や評価を聞いたところでねぇ・・・多くの感想がある口コミサイトを見た方が良いし。」と言う人もいるでしょうね。

その気持ち分かりますよ！

ただ、一方でセブ島の主要なホテルに全て宿泊しているハタケヤマからすると口コミサイトの評価やコメントを見ると「なんか違うんだよなぁ・・・」と言う違和感があるんです。

何が言いたいかと言うと、比較対象が無いのに良し悪しを判断している事や明確なチェック項目があるわけでもないのに評価をしている事が納得いかないんです。

「単純に旅行でテンション上がってるからそのままの気分で書き込んでるだけじゃないの。」って思ってしまうんですよ。笑

まぁ要は口コミサイトで星が多いから良いホテルと言う判断は安易かなぁと。

そこで、セブの主要なホテルは全て宿泊しているハタケヤマの経験を判断基準にして、各ホテルの良い点と悪い点を挙げて率直な宿泊した感想を紹介します。

旅行で最も重要なホテル選びのお役に立てば幸いです。

モーベンピックホテルとは

一言で言うとお洒落なホテル。

マクタン島(リゾートホテルが密集するエリア)の5つ星にランクされているホテルで一泊2名一室2万円前後の高級ホテルですね。

とにかく「お洒落」と言う表現に集約されているなぁと思うほど要所要所にセンスを感じるんですよ～。

建物自体は急ヒルトンホテルなので独自性は出ていないのですが、内装や家具と言ったインテリアで個性が爆発していて、ヒルトンホテルが撤退した跡地で多くの人を集客できたのはこのセンスにありますね。

パブリックトイレはどこに入ればいいのか、何がなんなのか分からなくなる迷路のようでかなり楽しめるので宿泊している人も部屋のトイレにこだわらずに一度は訪れるべきですよ。

モーベンピックホテルのおすすめポイント

「お洒落」の一言で片づけてしまうのはひどいと感じるほど繊細なサービスや観光客にはありがたい立地の良さなど注目すべき点が他にもあるのでそれらを含めてモーベンピックホテルのおすすめポイントを3つ紹介します。

1.お洒落な雰囲気がある事

「モーベンピックホテル＝お洒落」と言うのは先にも説明していますがどの辺がお洒落なのかを具体的に説明しますね。

ロビーは天高を十分に確保していますし、目の前に海やプールが見えるように吹き抜けになっているので解放感がスゴイ作りになっています。

白の世界の中にターコイズブルーの椅子が心地よく配置してあり、天井の帆が涼しさを感じさせてくれて爽やかな気分が味わえますよ。

室内の家具も心地よくターコイズブルーが使用してあり落ち着きと爽やかさのある空間になっていて、その中に独自性のある形の家具が違和感なく溶け込んでいて非日常の世界となっていますね。

モーベンピックホテルを有名にした立役者と言っても過言ではないイビザを紹介しないわけにはいかないですね。

お洒落なレストランの代名詞となったイビザは宿泊客以外も訪れる人気のレストラン＆バー。

宿泊客は無料で入る事ができるのですが、それ以外の人は必ず注文をしないといけない場所でもあるので宿泊客の優越感をあおるものでもありますよ。

そしてお洒落感がグッと高まる夜こそモーベンピックホテルの本領発揮。

お洒落感とライトの感じとが合わさり少しのいやらしさをまとった大人な雰囲気になるんですよ～。笑

だから、カップルに人気なんでしょうね。

2.日本人のツボを押さえている事

日本人はせっかちでフィリピン人の遅い対応にイラつく人は多いです。

これはホテルでも同様でチェックインの遅さにロビーでイライラしている日本人は珍しくないですからね。

しかし、モーベンピックホテルのチェックインは他のホテルから群を抜いて早いんですよ。

カウンターが2つしかないくせに待たされる事なくスッと対応してくれましたし、手続きもパスポートとバウチャーを見せただけでOK。1分くらいでしたね。

ちなみにバイホテルのチェックインの遅さは最悪で30分以上待たされる覚悟が必要ですよ。

そしてもう一つ日本人のツボを押さえている事が箸がおいてある事です。

コレが地味にありがたい。

日本からカップラーメンを持ってきている人いますよね？あるいはセブ島のコンビニで夜食的にカップラーメンなどを買う人は少なくないです。

しかし、コンビニには箸がないですし何ならフォークとか入れ忘れるのは当たり前。

ホテルによってはティースプーンしか置いていないところもあるので最悪コーヒー用のマドラーを箸替わりにしたり、スプーンで食べると言う残念な事になります。

だからモーベンピックホテルに箸がある事はかなり助かるんですよ～。

3.歩いて30秒の距離にレストランとスパがある事

ホテルから30秒ほどの距離にマクタン・シーポート・ヴィレッジと言う小さなアーケードがあります。

ココには24時間営業のツリーシェイドスパとイタリアンレストランのジュゼッペがあり、この2つがかなり有名なのでコレだけで十分。

大した事ないように感じるかもしれませんが、クリムゾンホテルやプランテーションベイホテル、コスタベラホテルなど日本人がよく宿泊するホテルと比べるとこのありがたみが嫌ってくらい分かりますよ。

本当に何もなくてホテルから外に出れないので。

ちなみに外の施設が一番充実しているのはJパークホテルですね。

モーベンピックホテルの残念なポイント

「お洒落」と言う写真で伝わりやすい点に優れている事から多くの日本人を引き寄せている人気のモーベンピックホテルですが、ネガティブな点もあります。

1.金額が高い

観光地価格と言うのは良くあるパターンでホテル内で注文するモノは通常の金額よりも高いと言うのは周知の事実ですね。

しかし、それを含めてもモーベンピックホテルは全てが高い。

モーベンピック周辺にコンビニはなくジュースなどを購入する事は観光客にとって難しいのを知っての価格と言う感じで、足元見過ぎ感は否めないですね。

せっかく物価の安いセブにいるのにホテル内で食事したり飲み物飲んだりしていると気が付いたら結構な金額になってしまうのはかなり残念です。

2.バスタブとトイレの距離が近い

部屋によるのかもしれませんがセブあるあるの「明らかに考えて作ってないなぁ」が如実に表れた設計ミスな感じ。

そこまでひどいわけではないのですがお風呂場とトイレが別の部屋に分かれている日本人からするとバスタブとトイレがこぶし一つ分しか離れていない事は何とは言えない不快感がありますね。

しかも、お湯は満足できるレベルじゃなくかなりぬるいのでバスタブの意味もない感じです。

3.ベッドが狭い

高級ホテルにランクされている割にはベッドが狭いですね。

シングルサイズかと思うほどの狭さで無駄に高さがあるだけで幅は2名がギリギリ眠れる程度。

他のホテルと比べるとかなり狭くて安っぽさを感じさせますね。

まとめ

カップルに人気の理由が納得できる「お洒落感」があるのは間違いないです。

しかし、個人的には「立地の不便さ」「ホテル内の物価の高さ」「部屋のチープ感」を考えるとわざわざ泊まる程ではないかなぁと言う印象ですね。

イビザは食事だけで訪れる事も可能なので、宿泊せずにイビザだけ訪れるのがおすすめです。「本当にシュラスコでいいの？イビザの賢い利用方法」をご覧頂ければイビザをお得に利用できるので事前にチェックしてみてください。

投げ銭の金額に応じて以下の対応を致します。

• 3,000円：セブ島への旅行や夜遊びの相談
• 5,000円：プランの作成(要望を聞いた上で2案)
• 10,000円：現地での手配や予約