マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。
「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!
セブで街歩き興味ありますか?
ほとんどの方がアイランドホッピングやジンベエザメなど海のアクティビィティーを中心に考えていて、市内観光ですら大して興味ないのに、街歩きなんてとんでもないと言う方の方が多いでしょう。
いや、正しいですよ!
ただ、まれにローカル体験をしたいと言う方がおりガイドを依頼される事があります。
今回もまさにそれなのですが、ここまでガッツリ街歩きを依頼された方は初めてで、楽しみ方は本当に人それぞれだなぁと感じると共に、
女性一人旅で同じようにセブでローカル体験したいと言う方の参考になるなぁと感じました。
今回はそんな女性一人でセブ街歩きを満喫したお客さんの行動を紹介いたします!
※写真はお客様の許可を得て使用しております。
お客様について
アジアンな感じが半端ない一人旅に慣れているなぁと一目で分かるM様。
そのままですが、やっぱりアジアやアフリカなどを中心に一人で旅を楽しんでいる、見た目とは違いたくましい女性で、
しかも、
現地の生活感ある場所を中心に訪れているローカル体験重視の旅行スタイル。
セブは初めてと言う事もあり、街歩きを一緒にしながら買い物や写真を撮って欲しいとのご依頼でした。
んっ?
旅慣れしているからガイドなんかいらないんじゃないの??
と言うのは、違いますよ!
旅慣れしているからこそ事前にしっかり調査し、それを踏まえて、女性の一人歩きは危険と言う判断をしてまずはガイドをつけて雰囲気を知ろうと言う、一番大事な部分をしっかりと守っている正当なスタイルです。
街歩き
とにかく希望はローカル体験で、
「カルボンマーケットとコロンストリートを歩きたい!」
と言う事でした。
なので、
事前に提案したプランはとにかく歩く事を中心にしながら移動にもローカルの乗り物を使用したり、レストランも現地の人が行くような場所を選ぶなど、トコトン、ローカルな内容にしました。
まずはジプニー体験からスタート。
ジプニーとはバスのようなもの。
同じデザインはほとんどなく派手なデコレーションで個性を主張し、狭い車内にすし詰め状態で乗っていると言う光景は空港からホテルに移動する際に必ずと言っていいほど観光客が興味を示すものの一つですね。
基本的に日本のバスのように決まったルートを走っているのですが、日本と違い乗り降りは自由。
ジプニーは独特なルールがあるのでこれを知らないで乗るには難しく、これもローカル体験に混ぜると喜んで頂けます。
ちなみに、自力で体験してみたい方は「ジプニーの乗り方」をご覧になって頂ければなんとかなると思います。
庶民の主要な交通手段でとにかくどこでも沢山走っているので、ローカル体験に興味がなくとも乗ってみたくなる方は多いですよ。笑
M様と合流して昼食を食べに行くのにジプニーを利用。
驚くほどの白さでフィリピン人の注目を集めていましたが、身なりはムスリムっぽいので、周りのフィリピン人から不思議、と言う感じでみられていましたね。笑
昼食はセブの定食屋ともいえるカロンデリア。
これまた、観光客が気になる事なのですが、街中を歩いてると道路沿いに屋台のような、個人レストランのようなものがテーブルを出しています。
フィリピン人は家で料理を作ると言う人は少なく、カロンデリアと言う惣菜屋さんのような、定食屋さんのようなお店で食事をする人が多く、
一見すると美味しそうで日本にはないラフな雰囲気もあって良いのですが、実際は衛生面的に厳しいので、観光客が食べると翌日はトイレで一日過ごす事になりますね。
なので、
なかなか、カロンデリアをおすすめするのは難しいのですが、ここなら大丈夫かなぁと言うカロンデリアがガーリックライス。
シログと言うフィリピンの定食を提供しているカロンデリアで学生に人気があり、衛生面的にもお腹的にも日本人が耐えれるレベル。
わざわざ行くような場所ではありませんが、ローカル体験に興味がある方にはおすすめですよ!
詳しくは「セブ学生の味方ローカル食堂」をご覧になってみてください。
そして、カルボンマーケットへ。
ジプニーだと時間がかかってしまうのでここでは配車アプリのグラブで車を手配。
日本では馴染みがないこの配車アプリですが、海外では人気で活用している人が多いアプリです。
なぜ、人気かと言うと
海外のタクシーは料金はボッタくるは目的地にはいかないは散々な目に合う事が多く、旅行客だけではなく在住の人も嫌気がさすほどの低サービスが基本。
それを日本のタクシーのような高サービスに引き上げたのがこの配車アプリです。
M様もこちらに興味を示されていたので、使用したところ、
まず、タクシーではなく普通の車が来た事に驚かれ、
さらに、それが社用車だった事がかなりツボに入ったらしく想定外のところで大喜びして頂けました。笑
住んでいる人間からすると当たり前なのでフィリピン人らしいなぁと流していたのですが、普通に日本で生活していたら信じられないですからね~
正直に言うと、カルボンマーケットは個人的に全くおすすめしていないので(詳しくは「カルボンマーケットは行くべき?」)久しぶりに来たと言う感じです。
事前にM様にも全然おすすめしませんよ、と言う旨は伝えていたので、恐らく、実際に訪れたらササっと終わるだろうと読んでいたのですが、真逆でしたね。笑
想像以上のテンションの上がり具合とハマりっぷりで、過去に例がないほどカルボンマーケットを満喫されていました。
まずはお買物。
街で買う金額の半分、お土産屋さんで買う金額の3分の1の金額で色々な物が手に入るのはカルボンマーケットの唯一の魅力。
想像以上に色々と買い込むので驚きましたが、一人の時に買い物を沢山してしまうと、
両手が塞がったりして危なくてガッツリ買い物ができず、残念なので、それも含めてガイドをお願いしたと言う抜け目のなさは、やはり旅慣れしているなぁと言う感じですね。笑
そして、とにかく歩いて見る光景全てが気分を盛り上げてくれるらしく、
生鮮食品エリアでは今まで豚や鳥をさばいていたテーブルで一仕事終えたスタッフが寝ていて、
「いや~いいですねぇ!写真お願いしますっ!」
と興奮するM様。
「猫が秤の上にいる~!!」
と一人状況を説明しながら興奮。
ハタケヤマ的には
汚いでしょ!
怠慢なんですよ~
センスがないですよねっ!
などセブの愚痴を言って盛り上げるポイントなのですが、M様にとっては日本にない「自由に生きている」感じがものすごく良いみたいで、けなすにけなせなかったですね。笑
予定では1時間もいるつもりはなかったのですが、2時間近く満喫。
ローカルの人と話を楽しみながらのんびりとカルボンマーケットをブラブラしました。
その後はカルボンマーケットからコロンストリートをブラブラしてセブで着る洋服を大量購入。
まとめ
最初に断っておきますが、
女性一人でカルボンマーケットやコロンストリートを歩くことはおすすめしません。
M様も仰っていましたが、
特に東南アジアは女性一人でいる時と誰かしら男性と一緒にいる時では見られ方が全く違うし、男性がいるだけで誰も話かけてこなくなるから、
良く知らない場所だったり、危ないと言われているところはまず無理せずガイドを頼むようにしています。との事。
全くその通りです!
これはガイドに限らず男性といるだけでリスクはかなり軽減されます。
女性一人で旅をする方の中には自力で全てやる事がステータスのように感じている方に、たまに出会いますが、それは違いますね。
残念な事ですが、女性であると言うだけでリスクが高まると言う事実は否めません。
なので、
女性一人でセブのローカル体験をしようと思ったら必ず、入念な下調べをし無理なくガイドを頼む所はガイドを頼むなどしてくださいね!
M様も初日こそガイドを依頼して情報収集と、雰囲気を体感して、それ以降は自分の中での判断基準と照らし合わせてOKと判断し残りの日程で一人街歩きを楽しんだみたいなので。
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