カルボンマーケットをおすすめしない理由

おすすめしないカルボンマーケットのサムネイル画像

こんにちは。匂いに関してはかなり敏感。ハタケヤマです。

行っては行けないと言われると行きたくなりませんか?

あまのじゃくやひねくれていると言うハタケヤマだけじゃなく人間の心理的な問題で禁止されるとやってみたくなると言うカリギュラ効果ですね。

まさにカリギュラ効果で観光客の興味を引き付けている場所がカルボンマーケット。

「セブで一番危険な場所」と言う感じで観光雑誌やサイトで紹介されているうえに市内観光でも「※車窓から」と言う注釈が付く有名な「観光客の禁足地」ですね。

なので、好奇心を刺激された人は「行ってみたい!」と案内を依頼されます。

しかし、ハタケヤマも同様おすすめしていません。

ただ、おすすめしない理由は危険だからではなく、せっかくのセブ旅行でカルボンマーケットに行く価値はないですよ!と、言うシンプルにつまらないし、行くだけ時間の無駄だよと言う意味でおすすめしていません。

なので、この記事ではカルボンマーケットがわざわざセブ旅行の貴重な時間を割いてまで訪れるような場所ではない事を紹介します。

こちらを参考にセブ旅行で無駄な時間を過ごしたり後悔する事なく楽しんで頂ければ幸いです。

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カルボンマーケットとは

カルボンマーケットのお店

カルボンマーケットはセブの巨大市場。

漁港が近くにあり魚市場があったり、果物や食べ物そして日用品や生活雑貨なども売っていて何でも安く手に入る、まさにセブ庶民の台所と言われる場所。

日本で言うと築地市場に食料品と日用品の卸売りも入っているような感じで3ブロックほどの巨大な面積の中にタタミ2、3畳の小さなお店が集合していて、日本ではなかなかお目にかかれない東南アジア特有の雑多な雰囲気があります。

この「雑多な感じ」がテレビなどでしか見れない光景で観光客にとっては魅力的に感じるんでしょうね。

カルボンマーケットのイメージ

カルボンマーケットでスリに遭うイメージ

Webでカルボンマーケットを調べると、ポジティブなイメージとネガティブなイメージの2つが出てきます。

カルボンマーケットは発展途上国のスラム地区(貧困層が暮らすエリア)で危ないと言うネガティブなイメージ。

「スラム地区」と言う響きだけで、かなり危険な匂いがして警官と犯罪者が銃撃戦をしたり、時には人が殺されていたりなどハリウッド映画並みの危険な世界をイメージしてしまいません?

カルボンマーケットにご案内したお客さんの話を聞いているとそんな映画のようなスリルやドキドキ感を体験できるかもしれないと言う好奇心を持っている人が多いんですよ。

まぁこのイメージがあるからこそカルボンマーケットに興味を持つ人がいるので一概に悪いイメージとは言えないですかね。笑

カルボンマーケットは「マーケット(市場)」と言う事で新鮮な食品が多く、金額も安くて活気があり、TVの旅番組で見るような光景を連想し、日本にない雑多な雰囲気で何か掘り出し物を見つけられそうと言うポジティブなイメージ。

これは純粋に美味しいモノを求めている人や安くお買物したい人、アジアの雑多な雰囲気、日本にはない活気、などローカルの生活感を体験したい人にはかなり魅力的で、危険だから行くと言うよりはこのイメージがあるから行ってみたいと言う感じです。

この2つのイメージが丁度良い感じでミックスされているからこそ、カルボンマーケットは観光客にとって危ないけど魅力的と言う最高のイメージが作られている気がしますね。

中学生の頃に不良っぽい男の子がモテるのと同じ現象ですよ。

カルボンマーケットの現実

カルボンマーケットの現実がイメージできる写真

さて、そんな危ないけど魅力的と言う素敵なイメージを持ってるカルボンマーケットではありますが、最初に言っているようにハタケヤマ的には全くおすすめではありません。

イメージは完全に誇大広告と言うか良い妄想が膨らみ過ぎているだけですね!

現実は臭いだけの場所です。

「危険な場所」や「新鮮なものがある」と言うイメージがいかに間違っているか具体的に説明していきますね。

カルボンマーケットの危険性

まずは「危険」と言うイメージに関して。

旅行会社からは行かないでください、市内観光なども車窓からの見学と言う事で相当危険なんだと想像を膨らませ過ぎていますが、実際は単純にスリが多いと言うだけです。

観光客がカルボンマーケットに行けば当然スリグループからはお金を持っていると判断されて狙われやすくなります。

カルボンマーケットは庶民の台所として日々、多くのフィリピン人で賑わっているから必然的に多くのスリが集まっています。

日本人に限らずフィリピン人も被害にあっている場所なので、日本人が歩いていれば当然カモにされる可能性は高いので「危険」なんですね。

そして、もし観光客が被害にあった場合は旅行会社の責任が問われるので旅行会社としてはそんな万が一をさける為にとにかく禁止しているんですよ。まぁ言っちゃえば保身ですよね。

なので、銃撃戦など命に関わるスリリングな「危険」はないです。

適切な準備をして、適切な恰好をして行けば観光客だろうと普通に歩ける場所ですよ。

カルボンマーケットの臭い

一方の「新鮮で美味しいものが食べれる」や「色々安く買える」と言う良いイメージですが、半分は正解で半分は不正解。

残念ながら新鮮で美味しいものが食べられると言うのは不正解ですね!

カルボンマーケットはセブ市内の中心にあり、多くの車やバイクの影響で排気ガスがひどく、道路は舗装されていないので、目に見えるほど埃がまっていてひどいです。

カルボンマーケットの路面が分かる写真

しかも、近くにはゴミが大量に捨ててあり、野良猫や野良犬もその辺をうろうろしそこら中で糞や小便をしていて、不衛生。なんなら、市場のスタッフも立ションしていますからね。

想像してみてください!

公衆便所の中に生鮮食品売り場があると…。

カルボンマーケットに居る犬の写真
そんな環境が前提なのに日差しの強い中でいつから並んでいるかも分からず、もちろん袋などにはいっておらずむき出しのまま外で売られている魚や肉を新鮮と思いますか?

まず日本人のお腹では耐えられませんよ。

まぁそんな環境云々を知る前に実際にカルボンマーケットを訪れた人はその臭いに耐えられずに5分でギブアップする人がほとんどなんですけどね。

実際にローカル市場体験もついたダイナミックツアーに参加したお客様が「カルボンマーケットに行ってみたかったからコレを楽しみにしてました!」と仰っていました。

しかし、ローカル市場もカルボンマーケットの縮小版と言うだけであってコンディションはなんら変わらないので、結局5分も滞在せずに苦笑いの記念写真を撮って終了しています。

市場体験のイメージができる写真

「カルボンマーケットで一日使わなくて良かった。」と言う感想を頂きましたね。笑

しかし、安く買い物ができると言うのは本当です。

カルボンマーケットで買い物している写真

日用品はもちろん、お土産屋さんで売っているような小物や民芸品も3分の1以下くらいで売っているので、そこはメリットありますよ。

ホテルやお土産屋さんも結局カルボンマーケットで仕入しているので安くて当然なんです。笑

お買物に夢中になったり荷物がかさ張ってきて両手が塞がったりとスリに狙われるリスクは増すので、決してショッピングにおすすめとは言えません。

もし、どうしてもお買物をしたいなら主要道路のそばにある民芸品などを取り扱っているエリアに的を絞って他はうろつかない事ですね。

カルボンマーケットの民芸品エリアの写真

まとめ

カルボンマーケットのイメージと現実は全く異なります。

カルボンマーケットは新鮮で美味しいものが食べられるし、雑多なアジアの雰囲気が満喫でき、危険だから普通の観光客は体験できない玄人感ある魅力的な場所。

なんてイメージを抱いている人もいますが現実のカルボンマーケットはスリが多く、臭い、けど安く買い物ができる場所なんですよ。

これはフィリピンに居てつくづく感じるのですが、日本で受け取っている情報と現実のセブは結構違います。

ドゥテルテ大統領が戒厳令を布告した時と同じですが、情報の字面だけ見ると好奇心を刺激され現実以上の想像をしてしまうのですが、現実は大したことないと言う。

カルボンマーケットがその最たる例で、イメージだけ先行してしまっていますね。

とは言え、自分自身の目で見て体感しないと分からない事なので、

ど~しても行ってみたい方は、身なりをいかにもお金がなさそうな、ボロボロのTシャツとデニムの恰好にして、アクセサリーや時計は一切つけず、お金も1,000ペソだけ持ってスマホも置いて行くと言う準備をしてください。

それであればお一人でも大丈夫ですよ!

まぁ写真を撮りたいからスマホを置いていくと言うのはなかなか苦しい選択しかもしれませんが、スマホ出しながら歩くのはもってのほかですからね。

まぁでも、本当にハタケヤマ的にそこまでして行く価値はないと言うのが結論です!

時間がもったいないですよ。

実際ツアーなどで車内から見るくらいがちょうど良いと思います。

ローカル体験をしたい方におすすめなのはカルボンマーケットよりもラシアン

ラシアンの焼き場がイメージできる画像

TVなどで必ず紹介されるローカル屋台村で食事を食べながらローカル体験が味わえるので無駄がありませんよ!

匂いも衛生面も日本人が耐えられるのでおすすめです!

セブで何をするか迷っている方はお気軽にESTE Japanへご相談ください!

現地在住の日本人が親切にお答えいたします。

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