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ロックダウン3度目の延長【コロナの影響】

ロックダウン生活のサムネイル画像
  • いつまで外出自粛なんだろう…
  • このまま自粛続くとどうなるんだろう…
  • ロックダウン生活ってどうなの?

この記事は、そんな自粛生活で感じる不安や疑問に対して「ロックダウン」が1ヵ月半経過したセブ島で過ごしている視点から答えます。

マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。

「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!

一言でいうと、ダメだこりゃ!

セブ島はロックダウンが始まって1ヵ月半過ぎた現状でもコロナの感染は収まっておらず毎日何人か感染者がいる状態です。

日本でも緊急事態宣言の解除を巡って賛否が分かれているみたいですね。

そこで、この記事ではロックダウンの解除を3度も延長しているセブ島に住んでいる人間の視点からロックダウン生活の現状と今の心境を伝えます。

こちらを参考に自粛生活をポジティブにとらえて頂ければ幸いです。

ロックダウン生活の状況

引きこもりStay homeのイメージ

まずはセブ島のロックダウンの状況を以下にまとめました。

  • 当初のロックダウンの予定は3/28-4/14の2週間
  • 1回目の延長を発表4/30まで
  • 2回目の延長を発表5/15まで
  • 3回目の延長を発表5/30まで
  • 感染者は減らず毎日誰かしら感染している
  • 死亡者は多くない
  • 許可証を持っていれば外に出れる
  • スーパー、薬局、銀行、レストラン(デリバリーのみ)、ホテルは営業

まぁジリ貧ですね。

結局、完全に封鎖していないので、感染者は毎日ちょっとづつ出ていて、解除できないが、しかし国民の生活や経済が破綻しないように中途半端に外出を許可しているので、感染が減る事はなく、このままズルズルと名ばかりのロックダウンが続くと言うのが容易に予測できます。

「自粛」と言う言葉で騙しだまし生活している日本に近い気がしますね。

こんなロックダウン中の「街の状況」「今後の状況」「個人的な状況」を紹介します。

街の状況

暴動とか起きてそう。

自分もそれは思ったんですけど、思いの外、落ち着いていると言うか淡々と生活していますね。

ロックダウンが開始された時に買い占めが一部あったようですが、個人的には個数の規制がされているくらいでパニックになって買い込む雰囲気は感じなかったです。

首都封鎖中のパークモール

外出も控えて急ピッチでロックダウンに備えて急激に閑散としだし、なんとなく年末の雰囲気に近いと言うか、ご近所さん同士すぐに会えるのに、なんか改まって挨拶する感じだったり、色々買い込む感じとか。

要するに、不安や恐怖でこの先どうなるんだろう…と言う感じではなく、全国民一斉の休日くらいで割と前向きに取り組んでいる印象ですね。

しかし、1ヵ月半経つと、当初よりも締め付けがゆるくなっている事、ストレスや不安がピークに達している事もあり、ロックダウン開始の時と比べて外出している人が確実に増えています。

ロックダウン中の市場

チェックポイントも開始当初は門限を破っている人を逮捕したり、許可証の無い人間を捕まえたりしていたが、今ではチェックポイントがあるだけで、実際に許可証を確認しているわけではなく、テントの中で仲間同士ふざけ合っているかスマホを弄っているかでスルーですね。

まぁこれぞセブですよ。

それでも、働いている人や外出している人の制限はあるので圧倒的に人は少なく、街は綺麗になっていますね。笑

ロックダウン解除後の海は、かなり綺麗になっている気がします。

今後の状況

世界共通でしょうが、とにかく失業者だらけになって治安は悪くなるでしょうね。

観光業が止まっている事だけ考えてもセブ島で10万人以上の人が無収入と言う事になるので。

The tourism industry employed 3.8 million Filipinos, or 10.2 per cent of national employment in 2011, according to data gathered by the National Statistical Coordination Board. 

https://en.wikipedia.org/wiki/Tourism_in_the_Philippines

データーが古いし参考先がWikipediaと言うのも微妙な所ですが、無理やり数字を当て付けるとフィリピン全体で観光業(ホテルやアクティビティーなど)に従事する人は労働者の10.2%います。

そして、観光客がいない事でレストラン、KTVバーなど間接的に観光客と関わる業種も影響を受けるので失業者は軽く10.2%以上になるでしょうね。

セブ島の労働人口は分からなかったので、世帯主で考えて107万人(参考http://rsso07.psa.gov.ph/cebu)の内10.2%が失業しているとすれば10万人以上が無収入になり食いっぱぐれる事になります。

数値はあくまで推測です。かなりザックリとした数字を当てはめて計算しているので参考目安くらいの数字と考えてください。

そうなると、「別の職業を求めて別の場所へ行く」か「生きる為に犯罪を犯す」の2択になり、別の場所に行くにもロックダウンの影響で貯金は無いし、世界的にも雇用は減っているでしょうから後者の選択肢を取る人は多いでしょう。

いやいや、それじゃ本当に観光客来なくなるじゃん。そんな悲観的にならなくても…

確かに観光客の母数が減るのは困りますが、その方が訪れた人の満足度は高くなり、個人的にはコッチの方が良い気がしますね。

観光客であふれていると言うのは、日本を忘れて開放的に楽しみたい人にとっては結構ガッカリですし、需要があるから供給する側は値上げしてセブ島の最大の魅力とも言える物価も上がり散々になっているので。

これを気に観光客が減れば年に何度も来るような人にとっては、居心地よくなるでしょうから満足度は高まる気がします。

まぁ現実問題として稼ぎが減るのは困りますけど。

個人的な状況

失業者の事を他人事のように話していますが、ハタケヤマも観光がアウトになった3月中旬くらいから収入ゼロで大ピンチ。

観光業は年内禁止すると言う方向もあり得るらしく先行きは不透明で、ロックダウンの解除に関わらず状況は最悪ですね。

どちらにしても上で予測している通りズルズルとロックダウンが続き1、2ヵ月では元に戻らないので、個人的には年内の営業は諦めています。

恐らくコロナが落ち着くのが8月前後だろうから、まぁその辺から少しづつ観光客は戻ってくるだろうけど、もちろん観光客のマインドとして以前のようにもいかないし、セブ島の状況も元のようにはいかないので、まぁ年内はこのままと考えている方が良いかなぁ…。

そんなネガティブに考えなくても…

むしろ、ポジティブに考えた結果なんですよ。

どういう事かと言うと、早い再開をあてにして、観光客を無理に呼び戻そうと安全ですアピールするよりも、落ち着けば自然と観光客は戻ってくると考えて、年内は割り切って別の稼ぎを考える為に使おうと言う前向きな意味なんです。

もちろん、依頼があれば喜んでご案内しますけど。笑

まとめ

先行きは不透明だし、完全に元に戻るには1年くらいは必要な気がするし、本当に元に戻るかも不明です。

知り合いの中には自身の商売を諦めてお店を畳む人や規模を大幅に縮小する人などいて、対岸の火事ではない状況なのは確かですが、そこに不安を感じていても仕方ない。

なので、観光業に頼らずとも良い別の稼ぎを考える機会として、この引き込もり時間を有意義に活用したいですね。

日本では緊急事態宣言解除する動きにあり、様々な意見が出ているようで政治家を非難する人は多いようですが、彼らを選んだのは結局、自分達なのだから、文句言っても仕方ないですよ。

どっちが良いかどうかなんて明確には分からないし、単純に経済的損失による自殺者数と感染による死者数を比べる事も出来なければ、どちらの方が得かと言う考え方もできませんからね。

結局どちらにしても、コロナが流行った時点で詰んでいるわけなんです。

緊急事態宣言を解除したら「感染拡大して詰む」

緊急事態宣言を解除しなければ「経済が破綻して詰む」

対策を考えろとか、無策過ぎる、とか言ってないで、どちらの状況になっても対応できるように自分達で黙って備えればいいじゃんって思いますね。

そこから有効だなぁと言う方法を見つけて、批判の代わりにSNSで発信したりすればいいのに。

と、まぁセブ島のロックダウン解除が延期されまくり、かつ年内の観光を全面的に禁止されて収入ゼロが続く絶望的な状況のハタケヤマが感じた事ですね。笑

こちらを参考に少しでも前向きに過ごして、コロナが収束した後により良い生活になるように自身の人生を考えて頂ければ幸いです。

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