
マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。
チップの相場っていくらですか?
これまた良く頂く質問なんですが、基本的にセブでチップの文化はもうほとんどないですよ。少し語弊がありますが、アメリカのようにチップをあげなきゃいけないと言う強制的なマナーは無いと言う意味で、本当に心付けでチップをあげる感じですね。
しかし、日本人の多くはそんな事を知らずにチップを渡さないといけないモノと考えていて、チップを要求されたりして、なんか腑に落ちない後味の悪い感覚を味わう事になるんです。
なので、セブ旅行をする方がチップで不快な思いやトラブルに遭わないように、この記事ではセブのチップに関する基本的な事を3つのパートに分けてまとめました。
- セブ島のチップの相場
- チップを要求される場所
- チップにまつわるイラっとする実話
結論として言いたい事は、正しい人物に正しい金額のチップを渡して頂きたいんですよ。
是非、旅行前にこちらを一読してセブでの正しいチップの流儀を学んで頂けると幸いです。
セブ島のチップの相場

セブ島のチップの相場はズバリ、100ペソ。
そもそもチップの相場を質問する方の多くは、低い金額だと失礼になってしまうのではないのかと言う点を気にし、相場を知りたいと言う方が多い印象を受けます。
正直、相場と言うのは明確にはないですし、心付けなので金額の問題ではないので、いくらであっても問題はないのですが、逆にあげすぎると言うのは良くないですね。

と言うのも、チップをあげすぎてしまうとフィリピン人の感覚を狂わせ、堕落の道へ落としてしまう結果になるんですよ。
日本人でもそうですが、何億と言う宝くじが当たり、金銭感覚が狂って破滅する人が多いのと理屈は同じでしょうね。
フィリピン人はそれが如実に出るので、最初はチップなど期待せず純粋に仕事で親切にしていた人でも、一度大きな額のチップをもらうとお客さんを選ぶようになったり、チップをせがむようになるんですよ。
大げさに聞こえますが、この感覚はセブの1日の最低賃金を知るとつかめます。
最低賃金は日給(8時間労働)で400ペソ(2019年時点)ですが、ただ最低賃金を払っている会社は少なく、特に旅行関係などは300ペソや350ペソと言うのが日給の実情なんですよ。
なので、チップで1,000ペソや500ペソをあげるのは給料の倍近い額になり、日本人に置き換えたら2万円以上をあげている事になりますから、あげすぎと言う感覚は納得できますよね。
なので、チップの相場としては100ペソ、どんなに良いサービスでもMax200ペソが正しいチップの感覚です。
チップを要求される場所

先にも伝えているように大前提として、セブでチップの文化は無いです。サービス料と言う形で税金同様、問答無用で会計に含まれていますから。
なので、レストランやホテルなどサービスを提供する場所でチップを請求してくる事はまずないですね。

じゃ~どこだとチップを請求されるの?
簡単な答えですが観光客が関わる場所は大抵チップを要求されますね。
具体的にあげると、格安のマッサージショップ(リゾートエリアにある所)、アメージングショー、カジノのディーラー、ローカルガイド、ツアーのスタッフです。
とりわ質が悪いモノを具体的に説明していきますね。
カジノのディーラー

カジノのディーラーは観光客がルールを良く知らないのをいい事に、さも当然かのように勝手にベットした金額をチップとして持っていきます。
本来、勝った場合は配当金額とベットした金額も含めてお客さんに返却しなきゃいけないのですが、配当金額の大きい所に賭けて当たった場合にはベットした金額をシレっと回収するんですよ。

図のように配当が1倍の場合は当然ベットした金額をディーラーが回収するとお客さんも納得いかないので無理ですが、例えば配当が8倍で当たった場合は配当分だけでも800ペソになりベットした分を加えなくても充分プラスになって戻って来る為、ベット分をディーラーが回収してもお客さんはそこまで不満に感じず、なんとなく「この場合、ベット分は返ってこないんだぁ」っと言う感じで自分自身を勝手に納得させて終わりるんです。

これが本当に腹立つ!さも当然のように回収したり、返せと言っているのにも関わらず聞こえない振りで乗り切ろうとしたり、本当にカス。
何度も言いますが、チップはあくまでお客さんが主導してあげるかあげないか判断するもので、絶対にあげなきゃいけないものじゃないですからね。
それを、分かっていない、あまり文句を言わない日本人をターゲットにシレっとベット分を回収してチップとしている、挙句なんの礼も言わない奴が多々います。
なので、なんとしても回収してくださいね。ベットした金額をあげないとあからさまに嫌な態度をしたりして空気が悪くなりますが、気にせず日本語で悪口でも言いながら楽しんでください。
もちろん、ディーラーによっては一緒になって盛り上げてくれて、楽しい時間を提供してくれる人もいるので、大穴で勝った場合には気持ちよくチップをあげて欲しいです。
ローカルガイド
ローカルガイドと言うと大きなカテゴリーとして現地のツアーを催行しているスタッフも含まれてしまいますが、そことは明確に違うと言う事を先に認識しておいてください。
ここで言うローカルガイドはホテルの前などで、たむろして商売の許可もなく声を掛けたりして個人で勝手にやっている奴らの事です。
とにかく、狡いし図々しい。
こいつらに関わった時点で損をしているのに、さも親切でやっているかのような雰囲気でチップを要求してきたり、両替に勝手についてきてチップを払わないといけない的な事を言う奴もいますね。
その辺のローカルガイドのカスっぷりや手口、よくいる要注意な場所などをまとめていますので「必読!セブ旅行で損をしない為の知識」を旅行前に必ず読んでください。
チップにまつわるイラっとする実話

ディーラーの事やローカルガイドの事例が既にイラっとする実話なのですが、ここではお客さんがチップに関して体験した不快な出来事を3つ紹介します。
- 低金額のチップを断る
- チップの金額を指定してくる
- 勝手にサービスしてチップを要求する
どれも本当に胸くそ悪くなる話なのですが、これを知っておけばある程度の覚悟が出来て不快な思いを回避できますよ。
1.低金額のチップを断る
マクタン島内の格安マッサージショップとアメージングショーのスタッフの対応ですが、時給50ペソ以下のやつらの、どのプライドがチップの金額が低いからと言って受取を拒否するのか理解できませんね。
20ペソとか10ペソを渡すなんて自分達をバカにするな的な感じで拒否をするんですよ。

何様なんですかねぇ?
日本に帰った時にタクシーの運転手に20円のお釣りを、大丈夫ですとチップ的に渡したら驚いたように「ありがとうございます!」と丁寧に感謝されたのを考えると本当にこいつらはなめていますね。
もらえるだけ感謝すべきチップと言うものの本質を全く理解しておらず、 最低でも100ペソはよこせ的な感覚なんでしょう。
2.チップの金額を指定してくる
格安マッサージショップとローカルガイドの対応ですが、チップの金額を指定して「チップ200ペソカラ」とかカタコトの日本語で要求してきます。
本当にアホだと思うのですが、こいつらはチップはもらって当然のモノと考えているんですよね。なんならお店に払っているマッサージ代より高い金額を要求してくる奴もいます。
3.勝手にサービスしてチップを要求する
これも格安マッサージショップとローカルガイドの対応ですね。
マッサージショップで言うと担当のセラピスト以外がマッサージ中に勝手に部屋に入ってきて、マッサージしていない部分を勝手にマッサージしだして、チップを請求してきます。
ローカルガイドなんかは両替所に勝手についてきて「1,000ペソチップ」とか平気で言ってきますからね。
まとめ
チップとは本来「心付け」なので、自分にイニシアティブがあるもので、あげるかあげないかはこっちの判断ですし、予想以上のサービスを提供してくれた時にそのお礼としてあげるモノです。
特にディーラー、ローカルガイド、格安マッサージショップは「チップをあげなくてはいけないと言う日本人の先入観」を悪用していて本当にタチが悪いんですよ。
しかし、チップをあげないでくださいと言う主張ではないんです。この記事で一番言いたい事は「本当に頑張っている人にちゃんとチップをあげて欲しい」と言う事なんですよ。
仕事をしっかりやって期待以上の働きをして満足を提供してくれる人ほどチップを要求してきませんし、なんなら、「当然の事をしているので大丈夫です!」と言うスタンスで受け取るのを遠慮する人すらいますからね。
なので、チップを要求する奴らはシカトして、本当に満足行くサービスを提供してくれた人に最大でも200ペソの意識でチップを渡してあげて欲しいです。
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