- セブ島の治安ってどうなんだろう?
- どんな犯罪に気を付ければ良いのか?
- 対策はあるのか?
セブの治安に不安を感じている人に向けて観光客が巻き込まれる可能性のある犯罪とその対策をランキング形式で紹介します。
マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。
「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!
治安がどうなのかは事前に頂く最も多い質問の一つですね。
調べている人や旅行代理店を利用している人は「あれっ戦地に行くんだっけ?」と勘違いしてしまうほど脅されるので、かなり不安になってませんか?笑
正直ソコまでではないので安心してください!
とは言え、ノーガードで訪れていいほど甘くもないので、観光客はどんな犯罪に気を付けなければいけないのか、そしてその対策を分かり易くランキング形式でまとめたので、旅行前に必ず予習してくださいね。
第五位:レイプ
いきなり危険な香りしかしない犯罪がランクインしてますね…
まぁコレは普通に旅行していれば巻き込まれる事はないので、ご安心ください。
あくまで注意喚起と言う感じです。
実際に日本人観光客で被害にあったと言う話は聞かないですし、観光客が狙われたと言う話も聞かないので。
ただ、間違った情報を鵜呑みにしている人は巻き込まれる可能性がグッと高くなるので、しかも、そんな人が増えている印象を受けるので紹介せずにはいられません。
では、「間違った情報とは何か?」そして、「どのような行動が事件に巻き込まれる可能性があるのか?」を詳しく説明してから、「対策」を解説しますね。
間違った情報とは何?
結論から言うと、留学生が小慣れ感をアピる為にローカルの使う乗り物を紹介したりして「安くておすすめ!」の情報ですね。
現地の人の移動手段はいわゆる公共交通機関であるジプニー、トライシクルと個人で勝手に営業しているハバルハバル(バイクタクシー)の3つしかないです。「セブ島の移動手段」を参考にしてください。
で、これらの移動手段に関して、「安くてちょっとした移動ならおすすめ、特にセブ島は渋滞がひどいからハバルハバルは渋滞知らずで快適ですよ~。」
ってな感じで情報を流しているんですね。
これは本当に間違いですよ。
まぁ「安い」「渋滞知らず」と言う点は本当なので間違った情報と言うよりかは、不完全な情報と言うのが正しいですかね。
つまり、「危険性」に全く触れていないんです。
特にハバルハバルなんか事故の危険性含めて(「セブ島で一番怖い体験は車に乗る事。【最悪の交通マナー】」で詳しく解説しています。)危ないので、まず利用しないですからね。
どのような行動をすると事件に巻き込まれてしまうのか?
これは2つの行動があります。
- ハバルハバルを利用する事
- 夜にタクシーを使わないで移動する事
まず、一つ目の「ハバルハバルの利用」ですが、上記で説明したように不完全な情報を真に受けてハバルハバルを利用する女性は少なくないです。
と言うのも、女子旅の人は簡単にタクシーを捕まえられないホテル(プランテーションベイやクリムゾンホテル)を選ぶ傾向が高いんですよ。
そうすると移動が不便で、「でもホテルにお願いすると金額が高いし、どうしよう…」と言う時にホテルの前でハバルハバルのあんちゃんに声をかけられて、「これしかないよねぇ」みたいなノリで利用しちゃうんですね。
危機感が足りないですよ。
ジプニーやトライシクルと言った移動手段はまだ公共交通機関なので、昼間や場所によっては観光客だけでも全く問題ないのですが、ハバルハバルは個人が勝手に商売しているだけで危険でしかないんです。
フィリピン人の女性も夜は極力ハバルハバルを避けるのですが、これは現実にそのままどこかに連れ込まれて襲われている事件があるからですよ。
二つ目の「夜にタクシーを使わないで移動」も意外とやりがち。
「10分くらいの距離だから歩こう!」って言う日本での感覚があるから夜でも平気で歩いてる女性の観光客を見かけますが、コレもアウトです。
少しの移動でも夜に女性だけで出歩くのはリスク高いですからね。
特にリゾートホテルの密集しているマクタン島はセブ市内と違って田舎なので、街灯が少なく人の気配もほぼないので襲われる可能性は高いんですよ。
レイプを防ぐ為の対策
- 深夜の移動手段を確保する事
- ハバルハバルは利用しない事
せっかくの旅行で「夜、出かけるな。」と言うのも酷なので、出かける場合は確実な移動手段を確保してから出かけましょう。
移動手段の確保と言うのは、「最悪、タクシーを捕まえれば良いでしょう」「お店に頼めばタクシーを呼んでもらえるだろう」と言うあいまいな事ではなく、行きも帰りもちゃんと指定の場所に待機している専用車のようなモノですからね。
また、移動はかなり不便なのでついつい、歩いたり、ハバルハバルを利用したくなるのですが、女子旅の場合は「安全をお金で買う」と言う意識でソコはケチらずに、ちゃんとした移動手段にお金をつぎ込みましょう。
個人的には専用車をチャーターするのが一番良いと思いますが、コストの事も考えるとおすすめはGrab(グラブ)と言う配車アプリですね。
Grab(グラブ)の利便性は使用方法も含めて「Grab(グラブ)はセブ旅行に必須のアプリ。【旅行の準備】」にまとめているので必ず一読してダウンロードしてください。
第四位:美人局
これは完全に男性のみ対象ですね。結構、大きな問題になるケースが高いのも実は美人局(ハニートラップ)なので、男性陣は必ず押さえておきましょう。
セブ島は南国リゾートで海などレジャーで遊びに来る人が増えましたが、実は「夜遊び」があるからセブ島にしたと言う男性は少なくないですね。笑
夜遊びに関しては「セブの夜遊びでおすすめなのはKTVとビキニバーどっち?」で詳しく紹介していますが、ザックリ女の子を持ち帰るか持ち帰らないか、つまりチョメチョメするかしないかの2種類に分かれます。
当然ですが、チョメチョメする場合にハニートラップにかかってしまうんですねぇ。
どんな時にハニートラップにかかるのか?
3つのパターンがあります。
- クラブでナンパ
- 街中やカジノで売春婦をつかまえる
- 道路で声掛けしている奴からの紹介
共通しているのは「お店を利用していない事」ですね。
一番多いパターンは「クラブでナンパ」で、あたかも普通の女の子を口説いたと言う感覚で男心をくすぐる達成感があり、自尊心を満たされるからかクラブへ行く人が増えていますが、普通の女の子は1割もいないですよ。
クラブに女の子だけでいるフィリピン人の9割は売春婦と思うべきですね。
残りの2つは、お店を利用するよりも「安い」と言う事を前面に押し出して営業してきます。
ハニートラップにかかるとどうなるのか?
実際にあったケースとして2つの事があります。
- 何千万円と脅し取られた
- 逮捕されて日本に帰れなかった
「何千万円と脅し取られた」はさすがに嘘。
と疑う人もいるかもしれませんが、「間違いないっ!」のフレーズで人気だったお笑い芸人がまさにフィリピンのハニートラップにかかって何千万円と支払い破滅したので、検索してみてください。
基本的には何万円と言う生易しいモノではなく何十、何百万円と言う金額を請求されますね。
そして、質が悪い事にセブ島の美人局は警察とグルになっているケースが多く、合法的に脅されるんですよ。
なので、お金を支払わないと「無理やり襲われた」とレイプの容疑をかけられて逮捕されてしまうんです。
ハニートラップではないのですが、夜遊びにまつわる事で被害にあった人の体験を「セブ旅行のトラブル。悪質な手口と対策【事前準備】」にまとめているのでこちらもご覧ください。
ハニートラップへの対策
- 夜遊びする場合は必ずお店を利用する事
- 夜遊びするならケチらない事
被害にあう人の共通意識は「安くチョメチョメしたい」と言うモノですね。
日本よりも圧倒的に安いと言う間違った認識でセブに来て夜遊びすると、想像していたよりも高くてガッカリしてしまったところに「こっちは安いよ~」と甘い誘惑をしてくるのがハニートラップです。
結果的にハニートラップに引っかかるとお店の数百倍以上、高くつくか、本当に人生が破滅する事になるのでお金を気にしてケチるのであれば夜遊びはしない方が良いですよ。
第三位:交通事故
交通事故はどうしようないし、そもそも犯罪じゃなくない?
確かに、犯罪ではないのですが犯罪以上に誰もが巻き込まれる可能性が高く、犯罪以上に危険な目にあうので、犯罪同様に気を付けておくべき事なんですよ。
セブは交通事故が多く、大きい物から小さい物まで毎日そこら中で事故が起こっていて、観光客が巻き込まれる可能性は高いです。
そして、万が一、交通事故に巻き込まれると殺人と変わらない対応にあう可能性もあり、もはや犯罪と考えて不思議じゃないんですね。
セブで交通事故が多いのはなぜ?
セブ島ではほとんどの人が免許を買っているので運転手は交通ルールも知らずに運転しているからです。
「セブ島の交通ルールはカオス」と言う記事のタイトルになっているくらいセブの交通ルールはまさにカオスなんですよ。
それもそのはずで、セブでは免許を売っているんです。
ちょっと語弊がありますが、「役人にお金を渡さないと免許証がもらえない」と言う事なんですよ。
要するに、試験に合格していようが、不合格だろうが役人にお金を渡さないと免許証がもらえない事から大体の人は役人にお金を渡して免許証を買っているんです。
だから、ほとんどのドライバーは運転の知識がないんですよ。
つまり、セブ島で運転しているのは初心者マーク以下の人達なんですね。
確かに、それなら事故が多いのも納得。
「セブ島で交通事故にあうと殺人と変わらない対応」の意味は?
事故を起こしたドライバーは損得勘定でひき殺した方が安上がりと考え、とどめをさすケースがあるんです。
信じられないかもしれませんが事実なんですよ。
具体的にどういう事かと言うと、フィリピンでは人をひき殺してしまった場合は罰金100万円と上限が決まっているのに対して、入院の場合は費用を全額負担と上限金額が決まっていないんです。
なので、場合によってはひき殺した方が安上がりと考えてとどめをさすんですね。
完全に殺人じゃん。
交通事故にあわない対策
- セブならではの交通ルールを知っておく事
- 万が一の為に任意保険に入っておく事
現実問題として交通事故にあわないようにすると言うのは不可能ですが、カオスなセブの交通ルールを理解しておく事でリスクを軽減し、万が一の場合でも困らないようにする事が一番有効な対策と言えます。
「日本と違う独自の交通ルール」とは右折は信号に関わらず常にできると言うルール。
どう言う事かと言うと、歩行者信号が青になったから何の気なしに横断歩道を渡ろうとしたら右折車が猛スピードで突っ込んでくると言うのは普通なんですね。
なので、このルールを知っていると知らないとでは事故にあう確率が大きく異なります。
そして、万が一セブで事故にあった時に困るのが入院費用。
でも、事故にあったら加害者が費用を負担するからお金の心配はいらないんじゃないの?
残念ながら保険に入っているドライバーはまれで、そのほとんどが支払い能力が無いのが現実なので、結局、泣き寝入りしないといけず、何十万以上の高~い入院費は被害者が負担する事になるんですね。
なので、任意の海外保険に加入する事は大事。
第二位:スリ
「セブ島が危険」と言われる所以は全てスリが原因ですね。
スリの数が多いだけでなく、その技術も驚くほど高いので旅行代理店は必要以上に貴重品の管理を促すので、旅行客はセブ島はかなり危険な場所と想像してしまうんです。
ただ、スリと言うのは力づくで脅して金品を要求する強盗とは違い、コッソリばれないように盗むので、命に関わる危険などないのでご安心ください。
スリの対策
- お洒落は控える事
- 貴重品の管理を怠らない事
スリに合わない事はスリに狙われない事が大事です。
日本人であるだけでお金を持っていると言うイメージを持たれターゲットにされやすいのに、派手な格好をしていかにも高そうな時計やアクセサリーを身に着けて、iphonをポケットに入れて歩いている観光客なんて鴨ネギ以外の何物でもないですよね。
逆に言えば、お洒落を控えてTシャツに短パンなどラフな恰好をする事でスリの標的から外れるんです。
また、「スリは気づかれずに盗む」と言う事で「ターゲットが誰であれ気づかれずに盗める」と言うわけではなく、あくまで「スリやすい人から盗む」だけなんですよ。
要は、セブのスリは捕まるのが怖い臆病者なので確実にスレる人からしか盗まないんです。
なので、貴重品をバッグに入れるのはもちろん、ジップ式のバッグでかつタスキのようにかけるタイプやウエストポーチが望ましく、ダサいなど気にせずバッグを体の前に身に着ければ完璧。
間違っても財布やスマホを後ろポケットにいれて歩く事はしないように気をつけてください。
第一位:ボッタくり
セブ旅行をする上で避けて通れないのがボッタくりですね。
観光客が関わるのは「タクシーのボッタくり」「ローカルガイドのボッタくり」の2種類しかないのでこの2つに関する手口と対策を説明します。
タクシーのボッタくりとは?
メーターを使わず言い値で金額をボッタくります。
正直、金額はタカが知れているのでボッタくられている事に気が付かないと言う方もいますが、アレコレと狡い手口でボッタくろうとする姿勢は本当にムカつきますよ。
セブのタクシートラブル撲滅委員会として観光客がセブ島でタクシーを利用する事はおすすめしません。
なので、セブ島の移動はタクシーではなく専用車あるいはGrab(グラブ)の利用をおすすめしています!
セブ島の観光は移動手段をしっかり確保してしまえば自力で十分楽しめるのですが、これらの事を知らずに日本と同じ感覚でタクシーを利用すると嫌な思いをしたり犯罪に巻き込まれてしまう可能もあるので是非こちらを参考にトラブルを事前に回避してください!
ローカルガイドのボッタくりとは?
大きく2つのボッタくりがあります。
- チップの要求
- 費用の上乗せ
ザックリ説明すると頼んでもいない事をしてチップを要求してきたり、両替所に勝手について来ただけでローカルガイドの手数料が自動的に上乗せされていたりと言う内容ですね。
ボッタくりの対策
- タクシーを利用せずGrab(グラブ)を利用する事
- ローカルガイドは無視する事
タクシーは使わないのが一番です。
とにかくGrab(グラブ)を利用してください。
ただ、残念ながら空港に到着した際の送迎にGrab(グラブ)を使用する事ができないので、「セブ空港からホテルまでの送迎方法4種類のまとめ【旅行準備】」を参考にちょっと割高ですがタクシーを利用しない方向を検討して欲しいですね。
そして、ローカルガイドはとにかく無視。
カタコトの日本語で「ヤスイ」など観光客が引かれる言葉で声をかけてきますが、後から別途請求したり、当初の話と違うなどトラブルになる事がほとんどなので、どんな甘い言葉も気にしない事です。
ちなみに、セブ島にチップ文化はもはや無いのでチップを要求されてもシカトでOK。詳しくは「セブ島のチップ相場まとめ【知っておくべき事】」をご覧ください。
まとめ
ランキングを振り返ると
- 一位ボッタくり
- 二位スリ
- 三位交通事故
- 四位美人局(ハニートラップ)
- 五位レイプ
と言う内容で命に関わるような凶悪犯罪はレイプくらいで、基本はお金にまつわる犯罪が中心である事が分かりますね。
そう言う意味では治安は悪くないので必要以上に不安を感じる必要はないので安心してください。
とは言え、油断して対策を怠ると犯罪に巻き込まれる可能性があるのも確かです。
なので、セブ旅行をする際は情報をしっかり把握して対策をとって安全に楽しんでくださいね。
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投げ銭の金額に応じて以下の対応を致します。
- 3,000円:セブ島への旅行や夜遊びの相談
- 5,000円:プランの作成(要望を聞いた上で2案)
- 10,000円:現地での手配や予約
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