ツアー会社って必要?
マブハ~イ。セブ嫌いコーディネーター畠山(ハタケヤマ)です。
「嫌い」だからこそ良い所も悪い所も何かに忖度する事なくズバッと伝える事ができるので、セブを満喫したい人は最後までご覧くださいね!
ツアー会社を運営している身としては、かなり痛い質問ですが、確かに個人的にコレはツアーとして行く必要はないなぁ・・・と感じるモノもありますね。笑
ネットが発達して、当たり前のように海外でもスマホが活用できるようになっているので全てのツアーがいらないっちゃいらないのですが、とは言え、その土地ならではの危険性があったり、土地勘や知識がないとトラブルに巻き込まれる事もあります。日本とは全く違う価値観や常識があるので。笑
まぁ自分を擁護するのはこの辺にして本題の「これはツアーを利用しなくていいだろう」と言うツアーですが、判断の基準としては、「辿り着いてしまえば後は大丈夫な場所」と言う意味で移動手段さえ確保できればツアーを利用しなくてOKと言う内容のモノをランキング形式で紹介していきます!
主要なセブのツアー
大小様々なツアー会社があり、個人でのツアーガイド、現地法人など色々あり、それぞれ内容が若干、異なるのですが、大きく分けると「体感系」「観賞系」に分類できます。
分類 | 体感系 | 観賞系 |
自然 |
ダイビング アイランドホッピング ジンベエザメウォッチング マリンスポーツ カワサン滝 |
ボホール島観光 |
街 |
射撃 |
市内観光 |
その他 |
ゴルフ カジノ |
SPA |
どれも「セブ ツアー」で調べていれば必ず見かけるツアーですよね。この中から何をするか予算やスケジュールに合わせて各ツアー会社の内容を比較して決定している事でしょう。
今回はこの16種類のツアーの中から作者的にツアー会社なしで自力で行った方が良いと思うツアーをランキングにして紹介しています。
第5位
カワサン滝のツアー。
学生に人気のカワサン滝はセブ島の西部にあるバジャン地区の滝です。
・ツアー概要
カワサン滝へ行き自由行動。
・価格
大体のツアーの料金は最低1万円以上から。
・時間
一日(10時間前後)。
・やる事
車で入れるのは途中までの為、滝がある所までは山道を20~30分程トレッキングします。
有料のバイクタクシーを利用していく事も可能。
2番目の滝には宿がありそちらのレストランで昼食を食べたり、有料のイカダで滝の真下に行ってみたり、滝壺で泳いだりします。
※2018年5月時点ではイカダは中止になっています。
コメント
これこそ移動手段を確保すれば大丈夫の代表格。
本当に送迎だけになっていて、「昼食を手配しますよ~」くらいの内容がほとんどですから。辿り着けば人の流れに沿って歩いて行けばたどり着けるし、観光客でにぎわっているので怖さも全くないですしね。
エントランスで入場料を支払う位で予約など面倒な手続きもないですし、有名な場所なのでまず間違いなくたどり着けます。
ただし、セブ市内やマクタン島のホテルからタクシーではまず受け付けてくれないですし、仮に受け付けてくれても往復でいくらとか待機していてくれとか、交渉が必要になりかなり手間なので、移動手段はレンタカーがおすすめ。
レンタカーと言っても自分で運転するようなモノではなくカーチャーターと言う感じで運転手が付いているので、行先を伝えてしまえばOKです。
深く探していると公共のバスでもカワサン滝へ行けて、しかも1,000円前後と爆安でおすすめ!的な内容の記事に巡り合うでしょうが、止めた方がいいですよ~。
公共のバスは本当に危ない。日本のいわゆるバスを使用していますが、人数の制限がなくインドの列車のように乗れるまで乗せるので、かなりギュウギュウですし、停車する場所が決まっているわけじゃなく自己申告制なので止まる場所を覚えておかないといけないですし、もちろん荷物の管理に気を付けないといけないので寝る事もできない、そして、何より普通に事故が割と多い。
定員以上の乗客を乗せて山道をアホみたいに飛ばすので横転したり谷底に落ちると言う事故が珍しくないんですよ。
乗らないと分からないですが、そりゃ~こうなるよ!と言う運転と乗客の人数ですからね。
そもそもカワサン滝へ行く事自体、ハタケヤマ的にはおすすめしていないです。
と言うのも、そこまでして行く?って言う部分が大きくて、これが1時間くらいでたどり着けるならおすすめなんですが、4~5時間はかかりますからね!
とにかく遠い。
滞在時間以上に移動時間が長すぎてかなりしんどいのに、そこまでの感動はないって言う場所でわざわざ旅行の貴重な1日をつぎ込んでまで行く場所ではないかなぁ。
ただ、カワサン滝付近で人気のアクティビティーであるキャニオニングをしたいのであれば話は別。
キャニオニングとは、滝からジャンプしたり、天然のウォータースライダーを楽しんだりするエキサイティングな川下りですね。カワサン滝は大小様々な滝があるのでキャニオニングが盛んであちこちでキャニオニングの案内をしています。
これをやりたいと言う場合はわざわざ行く価値がありますよ~。
そして、その場合はツアー会社を利用した方が無難ですね。カワサン滝へ行けばキャニオニングの案内をすると言うローカルガイドが多く声をかけているのですが、とにかくトラブルが多い。
足元見て最初の提示金額と異なる金額を請求する事や、セブからガイドが付いているのにも関わらず声かけをしつこくして、もめごとになったりと言う話をよく聞きます。
そもそも、カワサン滝のイカダが中止になった理由もかなりボッタくった金額を請求していたので政府から禁止されたと言う事で、カワサン滝付近はセブ以上にローカルガイドがカスなんでしょうねぇ。
第4位
トップス。
セブ市内の夜景が楽しめる場所として人気。
・ツアー概要
セブ市内の山にある展望代のような広場に連れて行ってくれます。その前後でおすすめのレストランで夕食を食べる内容。
・価格
大体のツアーの料金は5千~8千円前後からとなっています。市内ツアーのオプションとしてつけると2千円前後になるなどのパターンもあります。
・時間
半日(5時間前後)。
・やる事
セブ市内の景色を眺めるとかですが、詳しくは「トップスの夜景以外の3つの魅力」をご覧になってみてください。
コメント
ツアーでなくても良いかなぁ・・・
トップスへ行って自由行動、その後、セブの夜景が楽しめるレストランへと言う内容なのでタクシーやレンタカーで同じようにアレンジするのは簡単に出来ますね。
しかし、タクシーを利用しようと思うとなかなか、思うようにはいきませんよ~笑。特にマクタン島からトップスに行くタクシーを探すとなると至難の業、ほぼ断られるか相当ボったくられかです。と言っても往復で3,000~5,000円程度なのでツアーやレンタカーよりも金額は安いでしょうけどね。笑
まぁ結局、トップスへ行くタクシーを探す労力と交渉しなきゃいけない部分とボったくる奴にお金を払いたくないと言う気持ちが勝りタクシーと言う選択肢はなくなるはずです。
カワサン滝と同じで専用車を手配してしまえばOKですね。
後はご飯をどこで食べるか考えて、ドライバーに伝えられればツアーと同じ内容になります。トップスの道沿いには有名なアンザニ、シャトーデ・ブサイなど美味しくて景色の良いレストランが沢山ありますし、予約しなくても大体空いているので問題ないですよ。
ツアーだと決められてレストランの決まった料理になってしまうので、それであれば自分達の好きなレストランで好きな料理を頼める方が良いですよね!
第3位
パパキッツ。
解放感あるアクティビティー・ジップラインなどが楽しめるアスレチック施設。
・ツアー概要
セブ市内から北にあるリロアン地区の複合アクティビティー施設パパキッツにて一日アクティビティーを満喫します。
・価格
大体のツアーの料金は8千円~1万円前後からとなっています。
・時間
一日(10時間前後)。
・やる事
ジップライン・乗馬・釣り・ハンギングブリッジ・ウェイクボードなど
詳しくは「人気のアクティビティーが詰まったパパキッツ」をご覧になってみください。
コメント
ツアー費=移動費と言う感じですよ!
パパキッツでは1日フリーパス的な物があり(時期によって変わります)複数のアクティビティーが出来て、昼食も付いている内容で1,000~1,500ペソと言う感じです。行けばまず間違いなく自分達でチケットを買えるのでツアーに申込むメリットは無いですね。
カワサン滝やトップスに比べると行くのにも苦労はないので、レンタカーでなくともタクシー、あるいはジプニーを乗り継いでも行く事も難しくないので尚更ツアーでなくても良いかなぁっと。
「パパキッツへ自力で行く3つの方法」に詳しく書いていますのでコレを参考に移動手段を確保すれば問題なしです!
第2位
市内観光。
セブ市内の有名な場所を訪れる定番のツアーとして人気。
・ツアー概要
セブ市内やマクタン島内にある観光スポットを半日かけて巡り、ローカルレストランで昼食をとりモールにてショッピングを楽しむ内容です。
・価格
大体のツアーの料金は6~8千円前後からとなっています。
・時間
ツアーによりけりですが、半日(5時間前後)か一日(10時間前後)。
・やる事
歴史的な教会や建物を見てショッピングモールで自由行動。
コメント
うん!で終わってしまいますよ~
せっかく初めての土地を旅行するなら市内観光は鉄板かなぁとか考えている方が多いのか、人気なんですが、全然楽しくないし、いいモノじゃないですね。
歴史を知っている方や宗教に興味があれば別でしょうが、基本的に世界遺産でもなんでもないし、感動するような壮大な感じや荘厳な雰囲気はなくて、大概、ご案内すると、「うんっ」と言うなぞの相槌と共に、10分もしないで移動する事がほとんどなので。笑
ツアーで行く場合は会社によりけりですが、ガイドがちゃんと歴史の説明をしてくれる所はまだ価値があるのですが、ただそこに連れて行って自由行動と言うのもしばしばあるので、その場合は微妙な空気が流れるだけですよ。笑
この辺は個人の価値観によるのでツアーの必要性と言う部分とはちょっとズレていますが、この定番の市内観光の場所はめちゃくちゃ行きやすいのでセブ市内に宿泊している方であれば本当にタクシーで充分なんです。
市内観光はマゼランクロス・サントニーニョ教会・サンペドロ要塞を中心に組み立てられていて、その後、昼食とSMセブシティーと言うモールで自由行動、タオイストテンプルへ行くと言う内容がほとんどですね。
まぁタオイストテンプルは少し距離がありタクシーで行くのも面倒な場所ですが、そもそもセブで中国のお寺みたいですかね?
全く南国感ないし、関連性も弱いし建物的に素晴らしいとも感じないので魅力を感じません。
なので、マゼランクロスとサントニーニョ教会、サンペドロ要塞を抑えてしまえばOK。
ココは歩いて5分の距離に密集しているのでどこかしらに辿り着けば後は歩いて回れるし、帰りのタクシーも容易に捕まえられるような場所なので本当にタクシーで大丈夫ですね!
第1位
カジノ。
日本にはまだ無いカジノへ行く少しマイナーなツアー。
・ツアー概要
セブ市内にあるウォーターフロントホテル内に入っているパグコアへ案内し時間までカジノを楽しんでもらう内容です。
・価格
大体のツアーの料金は5~6千円前後からとなっています。
・時間
半日(5時間前後)程度。
・やる事
カジノを体験する。
詳しくは「カジノで一攫千金も!?」をご覧になってみてください。
コメント
もったいない!
カジノでお金を失うだけでなくツアー費用まで払うなんて、もったいない!笑
そんなにポピュラーなツアーではないので利用している方がいるのかどうかは定かではないですが、ツアーとして存在するのは確かですね。
内容は全く分かりませんが、恐らくカジノへ連れて行き後は自由に楽しんでくださいのような感じで、特別やり方をレクチャーしてくれるとかはなさそうです。
カジノはホテルの中に入っている場所がほとんどなので、実際はホテル間の送迎と言う感じですね。一番メジャーな場所はウォーターフロント・セブシティーホテルにあるカジノなので、タクシーにホテル名を伝えればそれで問題なし。
ただ、場所によっては留学生や現地在住のおじいちゃんが観光客を見下すかのうように、ルール知らないなら来るなよ的な態度や一言を言う人もいて、イラッとする事がありますが、それはツアーだろうがなんだろうが同じですね。
まぁ相手は日本人なので「うるさいですねぇ」と軽くあしらって楽しんで頂ければと思いますよ~。
番外
しっかり調べている方は「おやっ?」と、感じたかもしれませんね。「人気のジンベエザメのツアーこそオスロブへ行けばOKなんじゃないのか?」っと。笑
1.8万円からと言うかなり高額なツアーなのにセブで一番人気のこのジンベエザメのツアーも調べると自力で行く方法などが紹介されていて、金額は5,000円以下とツアーの3分の1以下の金額。
確かに、オスロブと言う場所に行けば大丈夫なのは確かですが、なぜ利用すべきでないツアーにいれていないかと言うと、セブ独特のルールがあるからなんです。笑
オスロブに行けば良いのは確かなんですが、人数制限をしていたりして、一見さんがパッと行ってサクッと体験できる感じじゃないんですねぇ。
フィリピンは汚職や賄賂が当たり前で、警官や市役所、果ては政治家がやくざのみかじめ料的な感じで別途支払いを要求して、それがないとまともに対応しないと言うのが当たり前の世界です。特に一見の観光客なんかには足元見まくりなので、全うな方法で行ってもちゃんと取り扱ってくれない場合も充分あります。
日本では考えられませんが、その辺の現地スタッフとのやりとりや文化に精通してしっかりと意見できる人じゃない限りは苦労しますよ~。
波の状況次第では9時前に閉鎖したり、予約を受け付けなかったりとかなり状況に影響されるので現地スタッフと連絡を取り合って段取りをする必要があるんです。
なので、例えレンタカーで行ったとしてもジンベエザメを確実に見れる保証がなく、ただ行っただけになる可能性は充分にありますね。
だから、ツアーに申込む方が絶対に良いんですよ!
まとめ
なんとなく分かったと思いますが、基本的に自由行動が多いツアーはレンタカーで大丈夫と言う判断をしていいですよ!笑
ひと昔前であれば情報がなく海外旅行に行く場合にツアー会社は欠かせなかったのですが、ネットやスマホが普及している今の時代では自分達で情報を集めて旅を計画する事は容易になっていますし、今後は翻訳機なども普及して完全に自分達だけで旅行できるようになる日もくるでしょうね。
とは言え、ツアー会社もその場所を開拓する為の調査費用や魅力を広める為の宣伝費など初期投資をしているので一概に金額が高い、と金額だけで判断されて、自力が一番みたいに思われるのは、さすがに癪に障りますが、笑
現実として、この流れは加速して行くのでそこにあらがってもしょうがないですし、ツアーにはツアーの良さがあり、そこに価値を感じて頂ける方に利用頂いた方がお互いに幸せですからね。
ハタケヤマ的には、全ての情報を得た上で、納得のいく形でツアーを選んで頂くのが一番セブ旅行を楽しめると考えているので、ツアーに申込む必要がないと感じたツアーをまとめました。
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投げ銭の金額に応じて以下の対応を致します。
- 3,000円:セブ島への旅行や夜遊びの相談
- 5,000円:プランの作成(要望を聞いた上で2案)
- 10,000円:現地での手配や予約
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